4日、安田記念(G1)の追い切りが栗東トレセンで行われた。サダムパテック(牡6、栗東･西園厩舎)は助手を背に坂路で単走の追い切り。終いまで一杯に追われる意欲的な内容で、4F52.7－38.3－25.1－13.0秒を記録した。

「今朝もビシッとやっておいたよ。この時間帯でこの動きなら良いんじゃないの。休み明けも苦にするようなタイプじゃないしね」と西園正都調教師は前向きなコメントに終始。

「注目度は薄いけど、うちのだってG1馬。力があるってところを見せてやりたいね」と師が力を込めたように、一昨年のマイルCSを制しているサダムパテック。安田記念は過去2年で⑨⑬着と大敗を喫しているが、3度目の挑戦となる今年こそ、能力をフルに発揮したいところだ。