【宝塚記念】1週前 復活のヴィルシーナは福永Jと再コンビ

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18日、宝塚記念(G1)の1週前追い切りが栗東トレセンで行われた。ヴィルシーナ(牝5、栗東・友道厩舎)は福永祐一騎手を背にCWコースでヴォルシェーブ(3歳1000万)と併せ馬。2馬身先行し、直線では一杯に追われた。クビ差遅れたものの、時計は7F98.5-81.4-66.4-52.5-39.4-12.7秒と上々。動き自体は良く、遅れを懸念する必要はなさそうだ。

「前走後は放牧へ出して調整を。前走時は普段から立ち上がったりして気合乗りもすごく良くなってたんです。今回は休み明けの分か、まだそこまでの気配には物足りないとこもありますね。まあ、今週、併せ馬でビシッとやっていますし、これでどこまで変わってきますか」と安田調教助手も復活の女王のさらなる活躍を期待する。

昨年のヴィクトリアマイル優勝後は1年間のスランプに陥っていたが、今年のヴィクトリアマイルで連続2桁着順から復活V。見事な返り咲きで連覇を達成した。当初は昨年同様に安田記念を予定していたが、状態面を考慮して、今年は宝塚記念に参戦。完全復活を果たした女王が、2歳時以来となる福永騎手とのコンビで強豪牡馬に挑む。