【七夕賞】念願のタイトル狙うダコール「良馬場が理想」

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9日、七夕賞(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ダコール(牡6、栗東・中竹厩舎)は助手を背に坂路での追い切り。4F52.9-38.5-25.1-12.9秒の時計でまとめてみせた。

「うちは開場から時間が経ってから追い切るからね。それを考えたら良い時計じゃないの。動きも良かったしね。前走は休み明けだったし、道中も引っ掛かりながらもよく踏ん張っていた。2走目の上積みを見込めばもっと動けて良いと思う」と中竹和也調教師は期待を寄せるも、「それにはお天気。良馬場が理想な馬だし、台風の状況が気になるね」と天候が気がかりな様子。

これまで(5-9-7-8)と堅実な成績を残し、重賞でも幾度となく好勝負を演じてきた。前走は9ヶ月ぶりの実戦ながらトップハンデを背負うという厳しい条件の中、0.2秒差の3着。一叩きしてさらに上昇ムードのここは重賞制覇の好機到来だ。しかし、やはり気になるのは天気。過去にも重賞の舞台で雨に見舞われてきただけに、ここは得意の良馬場で結果を出したいところだ。