強気の競馬でミュゼエイリアンが捲り勝ち…福島新馬

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14年7月19日(土)、2回福島5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、田辺 裕信騎手騎乗の2番人気・ミュゼエイリアン(牡2、美浦・黒岩厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:51.3(稍)。

2着には3馬身半差で1番人気・ココロノアイ(牝2、美浦・尾関厩舎)、3着には6番人気・マルス(牡2、美浦・和田正厩舎)が続いて入線した。

内から押してマイティーハニーがハナに立ち、ハイオンザリストが外を併走。好スタートを決めたニンニクマン、ルグランパントルなどが続く。ニシキオーカンは大きく出遅れる。道中ではマイティーハニー、ルグランパントル、アルタイルの3頭が激しい先頭争いを繰り広げ、めまぐるしく先頭が入れ替わる展開。中団で追走していたミュゼエイリアンが3~4コーナー中間で外から一気のマクリを見せ、先頭に立って直線を向くと、そのまま後続を突き放して押し切り勝ち。

勝ったミュゼエイリアンは祖母に伊1000ギニーなどを制したエリンバードがいる血統。今年の千葉サラブレッド・セールで4,536万円で取引されていた。
馬主は高橋 仁氏、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+異星人」。

1着 ミュゼエイリアン(田辺騎手)
「スタートが速くありませんし、道中もハミを咥えていく感じではないので初戦はどうかと思っていましたが、外枠だったのでスムーズに運べました。早めに前に取りつけたのも良かったですし、スピードに乗ってからは良い感じで走れました」

2着 ココロノアイ(戸崎圭騎手)
「スタートしてから挟まれてしまいました。まだ気を抜くところもありますが、ガマンしてよく最後も脚を使ってくれましたからね。能力が高いですよ」

3着 マルス(蛯名騎手)
「スタートも他馬がバラついていましたし、道中も前の馬が物見をしていたりとガチャガチャした競馬になってしまいました。そういうなかで、よく走っていると思います」

4着 ヘウレーカ(江田照騎手)
「まだフラフラしていましたし、体にも少し余裕がありましたからね。それでも素材の良さは感じましたし、使っていけば良くなってくると思います」

5着 アルタイル(エスポジート騎手)
「すごく良い馬で、調教のときから気に入っていました。今日はこの馬場もよくこなしてくれましたが、この距離は少し長いかなと感じました。1400、1600くらいがベストかなと思います」

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ミュゼエイリアン
(牡2、美浦・黒岩厩舎)
父:スクリーンヒーロー
母:エールスタンス
母父:エルコンドルパサー




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