【中京記念】マジェスティハーツ 2戦ぶりコンビで重賞初Vへ!

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23日、中京記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。マジェスティハーツ(牡4、栗東・松永昌厩舎)は森一馬騎手を背にCWコースで、ビオラフォーエバー(3歳未勝利)との併せ馬を行い、6F82.6-66.4-51.8-38.1-12.4秒を馬なりで記録。1週前追い切りでは遅れをとった僚馬相手に、今週は余裕の先着。レース本番に向けて、準備は着々と整っている。

「先週の追い切りは物足りなさがありましたが、今週はまずまず。状態は持ち直してきたと思います」と森騎手は合格点を与える。デビュー前から調教に付き添ってきただけに、この馬の背中は知り尽くしていると言えるだろう。

追い切りを見守った瀬戸口調教助手も納得の口ぶりで、「先週と違って、今週は真っ直ぐに走れてたね。体もうっすらアバラが浮き出ているし、良い感じになってきているよ」と好調子をアピールした。

森騎手が騎乗した際の成績は(2-3-0-1)と相性抜群。うち重賞で2着2回と、初の重賞制覇はもう目の前だ。「あと一歩まできてるし、何とかタイトルを獲らせたいな」と、若武者との悲願成就へ陣営も後押し。前走エプソムC(6着)はフランス遠征で手綱を執ることができなかったが、2戦ぶりの“名コンビ”結成で巻き返しを図る。