インから突き抜け オメガハイヌーンが3馬身半差V…東京新馬

10月11日(土)、4回東京1日目4Rで2歳新馬(ダ1600m)が行なわれ、F.ベリー騎手騎乗の4番人気・オメガハイヌーン(牡2、美浦・大和田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:39.6(良)。

2着には3馬身半差で5番人気・コスモボアソルテ(牡2、美浦・蛯名厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・パッショネイトラン(牡2、美浦・尾形和厩舎)が続いて入線した。

ハナを切ったのはハードアスリートだったが、ノボバカラ、ヴェイルドスケールが続くところに、押してオメガハイヌーンも好位をキープ。人気のパッショネイトランはその後方からの競馬。2F過ぎには早くも馬群が隊列に伸び、勝負は先頭集団の様相に。
直線を向いて、先行した4頭が後続を引き離すと、インからオメガハイヌーンの抜け出し。ロスのないレース運びに務めるベリー騎手らしく、ラチ沿いを突き抜けた。2着争いには先に抜け出したノボバカラらをとらえ、コスモボアソルテらが浮上している。

勝ったオメガハイヌーンは母のレッドシルフィアは現役時代に未勝利も、昨年のセレクトセールにおいて、840万円で取引されている。
馬主は原礼子氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+映画『真昼の決闘』の原題」。

1着 オメガハイヌーン(ベリー騎手)
「スタートは速くない、と聞いていたので気をつけていましたが、思っていたより集中していて前に行けました。道中も大人しいですし、追い出したときも反応してくれました。抜け出してからフラフラしたり、子供っぽいところを見せていましたし、体もまだ子供っぽいので、その辺りが成長してくれば更に良いと思います」

2着 コスモボアソルテ(柴田大騎手)
「砂を被って頭を上げたり、狭いところに入る前に躊躇したり、このひとレースで色々なことを経験しました。それで最後に良い脚を使っていますし、能力がありますよ。先が楽しみです」

3着 パッショネイトラン(尾形和調教師)
「思っていたより10キロくらい大きかったですけど、競馬の内容自体は悪くなかったと思います。次は何とかしたいですね」

4着 ノボバカラ(三浦騎手)
「兄弟にも乗せてもらってきましたが、この馬は良い意味でおっとりしていますね。センスの良い走りをしますし、使っての変わり身は大きいと思います」

5着 ヴェイルドスケール(柴山騎手)
「競馬が上手ですね。ゲート練習をした効果もあって、ポンと出られました。最後も手応えはありましたが、追い出してから子供っぽいところがありました。体もまだ少し余裕がありそうですし、使いながら良くなると思います」

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オメガハイヌーン
(牡2、美浦・大和田厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:レッドシルフィア
母父:Songandaprayer

オメガハイヌーン

オメガハイヌーン

オメガハイヌーン


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