【POG】プロディガルサンが圧倒的人気に応えてデビュー勝ち!!

6月20日(土)、3回東京5日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の1番人気・プロディガルサン(牡2、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.9(良)。

2着には半馬身差で9番人気・フジマサスペシャル(牡2、美浦・菊川厩舎)、3着には3/4馬身差で3番人気・マイネルリプケン(牡2、美浦・上原厩舎)が続いて入線した。

マイネルリプケンが好スタートも、ウチからジャルーズ、アンデスコンドルが抜けて先行争い。マイネルは3番手に控え、それにフジマサスペシャル、ジャマイカムーンが続く。圧倒的1人気プロディガルサンは中団の外目を追走。

やや縦長の展開。直線に向いたところでマイネルが先頭に立ち、押し切りを図るところにフジマサスペシャルとプロディガルサンが強襲。最後は力の差を見せつけるかの如く捻じ伏せるようにプロディガルサンが抜け出して1着。

勝ったプロディガルサンは、全兄に今年の皐月賞2着、日本ダービーでも4着と好走したリアルスティールがいる良血。大好評POG-Ⅰグランプリでも1人気に推されたが、来年のクラシック戦線へ向けて幸先の良いスタートを切った。

馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「放蕩息子」。

1着 プロディガルサン(戸崎騎手)
「攻め馬ではそういうことはありませんでしたが、スタートを出てからも遊んでいました。抜け出してからも遊ぶ面を見せていたので、最後は内に併せにいきました。素質はありますが、まだ子供っぽいところがありますね。その辺りが改善されてくれば更に良いと思います」

(国枝栄調教師)
「とにかく勝てて良かったですね。モタついていたのも、良い意味で遊びがあったと思います。普段は大人しいタイプで、手こずるようなところはありませんよ。ただ、ゲート裏でビューンといってしまうようなところがあったみたいですね。
反応の速さがあるのは確かですからね。油断せず、順調に育てていきたいです。(今後は)様子を見てから、ですね。オーナーと相談しようと思います。ひとまず、この後はゆっくりさせてあげたいですね。先は長いですから」

2着 フジマサスペシャル(江田照騎手)
「2週前くらいから追い切りの動きが良くなっていましたし、今週も併せ馬で渋太く頑張っていました。切れるタイプではありませんが、バテずに脚を使ってくれます。追って味がありますし、先が楽しみです」

3着 マイネルリプケン(柴田大騎手)
「スタートを出て流れに乗れましたが、道中は突っ張りながら走っていましたし、4コーナー辺りではそのまま下がってしまうかというくらい周りを気にしていました。それでも3着に来るんですから力がありますね」

4着 トレンティーノ(北村宏騎手)
「パドックで跨ったときも背中を硬くしていましたし、返し馬でも探り探り走っていました。道中も周りを気にしていましたが、広いところへ出てからは勢いがつきました。慣れてくればやれると思います」

5着 ビレッジシャトル(木幡初騎手)
「まだ全体的に緩さがあって、スタートをモサッと出ました。競馬を教える意味で馬群でハマるのを待ちながら運びました。脚は溜まっていましたし、最後も良い脚を使ってくれました。これから徐々にしっかりしてくれば良いですね」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

プロディガルサン
(牡2、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:ラヴズオンリーミー
母父:Storm Cat

プロディガルサン

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