【POG】コウザンハピネスら日曜小倉トレセン直送トーク

●8月2日(日) 2回小倉2日目5R 2歳新馬・九(芝1200m)

ダンツシアトル産駒のコウザンハピネス(牝2、栗東・湯窪厩舎)は母にひまわり賞を勝ったミッキーコマンドを持つ九州産限定戦ゆかりの血統。CW、ポリトラック、坂路とバラエティに富んだ調整で、最終追い切りは坂路4F55.6-40.9-27.3-14.0秒を馬なりの手応えでマークした。

湯窪調教師は「コース、坂路でしっかりと乗ってきたし、やればそこそこの時計で動けてる。九州産としたら合格のレベルじゃないかな。うん、仕上がりもいいし、動ける態勢だよ」と新馬勝ちに意欲を見せる。

スクワートルスクワート産駒・カシノマイセルフ(牝2、栗東・田所秀厩舎)は九州産ながら母系にカンパニー、トーセンジョーダンらがいる走る血筋。今週の追い切りではポリトラックで6F84.5秒と時計は地味ながら、古馬1600万のエーシングングンを2秒以上追走して1馬身先着。騎乗した柴田未崎騎手も上々の感触を掴んでいる。

追い切りを見届けた田所秀調教師も「400キロぐらいの小柄な馬だけど、調教はいい走りをするね。スタートも速い方だし、競馬でも積極的に動いてもらいたい。面白いと思うよ」と色気アリの様子だ。

こちらもスクワートルスクワート産駒のホーザンポントス(牡2、栗東・武田厩舎)は近親に阪神JFを勝ったタムロチェリー、メイSなど6勝を挙げてオープン入りしたタムロスカイ親子がいる血統。先週、今週とレースでも手綱をとる鮫島良太騎手を背にCWコースで一杯に追われ、今週は6F84.2-68.3-53.5-39.8-13.4秒を計時した。

「入厩して1週間後の坂路で55秒台で動いたんだ。その後もコースを併用して十分に乗り込んできた。九州産同士なら悪くない馬だぞ」と立花調教助手は仕上がりを早さをアピール。密かに一発を狙っている。