【東スポ杯2歳S】前走の経験を生かして重賞Vへ ハレルヤボーイ

18、19日、月曜東京11レース・東スポ杯2歳S(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、2歳未勝利(10/24・東京・芝1800)1着のダイワリアクション(牡2、美浦・鹿戸雄厩舎)は18日、助手を背に南芝コースで追われ、5F69.3-54.0-40.0-12.9秒をマークした。

【鹿戸雄一調教師のコメント】
「最終追い切りは、ゴール板を過ぎてからも気を抜かせずに2コーナー辺りまで走らせましたが、良い動きだったと思います。前走は一番最初に脚を使って動いていった割りには、渋太く頑張ったと思います。良い根性がありますよ。体が増えているように一戦ごとに成長していますし、ここでどれだけやれるか楽しみです」

ダイワリアクション


前走、サウジアラビアRC5着のハレルヤボーイ(牡2、美浦・田村厩舎)は19日、江田勇亮騎手を背に(レースでは横山典弘騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、5F66.9-51.6-37.8-13.2秒をマークした。

【田村康仁調教師のコメント】
「先週の追い切りで速い時計を出していますし、今日は強い追い切りは必要ないと思っていました。馬場も重かったですし、これで十分です。動きも良かったですし、馬は出来ています。これまでは、スタートが悪くて後ろから運んで終いに良い脚を使うというパターンでしたが、前走はスタートを出てしまいましたからね。いつものように終いに脚を使おうと控えていきましたが、上手く立ち回れませんでした。勝てないまでも、流れひとつでもう少し上に来ることも出来たかと思います。

まだ経験値が浅いので、ハマればすごい勝ち方をしますが、他馬の形に合わせたときは物足りない内容になってしまいます。それでもこれまで経験を積んできていますし、大人になってくるのではないかと思っています。前走で乗った北村騎手も素質を評価してくれましたし、重賞でどれだけやれるか期待しています」

ハレルヤボーイ

写真は18日撮影




前走、新潟2歳S7着のカミノライデン(牡2、美浦・高市厩舎)は19日、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.3-67.8-52.9-39.8-13.9秒をマークした。

【高市圭二調教師のコメント】
「今回は、中間の放牧先であまり順調ではなかったこともあってまだ体が戻り切っていない感じがします。それでも追い切りの動きは良かったですし、何とかここに間に合ったかなという感じです。レースに行けば走る気持ちのある馬なので、その辺りでカバーは出来ると思います。ゲートがあまり速くありませんし、ゆったり運べるこの条件は良いと思います」

カミノライデン



前走、アイビーS1着のマイネルラフレシア(牡2、美浦・高橋裕厩舎)は18日、柴田大知騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.2-55.0-40.3-12.8秒をマークした。

【柴田大知騎手のコメント】
「最終追い切りは、反応を見る程度でラクに走らせました。それでもまずまずの時計が出ましたし、ちょうど良い仕上がりだと思います。良い雰囲気を保ちながらレースに向かえそうです。素直でどんな競馬でも出来ますし、前走も狭いところを割ってきたように良い瞬発力もあります。現時点では何も言うことはありませんし、能力は相当高いです。ここでもヒケを取らないと思います」