【POG】1番人気に応えてコパノマリーンが堂々押し切り!…中山新馬

12月13日(日)、5回中山4日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の1番人気・コパノマリーン(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.7(稍重)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・ブライテストムーン(牝2、美浦・伊藤大厩舎)、3着にはクビ差で10番人気・ワンダーエクラタン(牡2、栗東・森田厩舎)が続いて入線した。

スタートでウエスタンエスプリが出遅れ。ロッツオブラブがダッシュを決めて先手を取ると、レジェンダリー、コパノマリーンが3頭集団で先行、その直後にブライテストムーンなどがつける。前半1000メートルの通過は61秒ぐらいと新馬戦としては比較的速い流れとなり,終始馬群は縦長のまま直線に入る。
最内でロッツオブラブが粘るところをコパノマリーンが抜群の手ごたえで交わして残り200メートルを迎える。コパノマリーンと並んで先行していた2頭が苦しくなったところに、内からブライテストムーンと、3コーナーで後方から位置を押し上げていったワンダーエクラタンが脚を伸ばすが前との差は詰まらず。最後は鞍上が手綱を緩める余裕も見せながら、コパノマリーンが先頭でゴールに飛び込んだ。

勝ったコパノマリーンの馬主、Dr.コパこと小林祥晃氏が所有するG1馬コパノリッキーも本馬と同じヤナガワ牧場の生産馬。本馬もG1制覇を果たすことが出来るか、まずは幸先のいいスタートを切った。馬名の意味由来は「冠名+海」。

1着 コパノマリーン(柴山騎手)
「外枠から出していったので、少しハミを噛みましたが、向正面でスムースに折り合えました。あとは楽でしたね。イメージどおりの伸びでした。毎日、調教に跨り、素質を高さを感じていましたし、ほんと性格がいい。距離は延ばすよりも短いほうがいいと思いますが、この条件は合っています」

3着 ワンダーエクラタン(国分恭騎手)
「なかなか渋太かった。これから成長する段階ですし、体にも余裕があります。先々が楽しみですよ」

7着 ブリーロ(井上騎手)
「いいかたちで運べたのですが、勝負どころで前が詰まりました。あれがなければ、もっとやれました。力はありますし、次は変わります」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

コパノマリーン
(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)
父:ヴィクトワールピサ
母:ヴォークリンデ
母父:Singspiel

コパノマリーン

コパノマリーン

コパノマリーン


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