アドマイヤテンクウは弥生賞へ/先週の出走馬・次走報

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●京成杯で2着に入ったアドマイヤテンクウ(牡3、栗東・松田博厩舎)は、これまでの末脚勝負から一転、果敢に逃げて自在性のある脚質を披露した。

「まさか逃げるとは思わなかったが、ああいう競馬ができたのは今後に向けて大きな収穫だったんじゃないか。使う毎に力を付けているしな」と松田博師は結果に満足していた。次走は弥生賞(3月7日・中山)を予定。

●新馬、500万下を連勝したタカノキング (牡3、栗東・梅田康厩舎)はヒヤシンスS(2月14日・東京)へ向かう。
2戦のいずれの競馬も人気薄の好走で、しかも前走は3連単1457万円の超のつく高配当を演出。

「なぜか人気がないんだよね。自分の持ち時計は詰めているし、評価していい内容だと思う。あとは距離だね。トワイニング産駒だからどちらかと言えば短距離血統だし、克服してくれれば今後の選択肢も広がるので頑張って欲しい」と担当助手。

●日経新春杯で7着に敗れたベストメンバー(牡4、栗東・宮本厩舎)は次走に予定している阪神大賞典(3月21日)で巻き返しを期す構え。

「テイエムプリキュアがステッキを何発も入れて行ったのを見て掛かってしまった。久々の実戦だったので余計に応えたかな。今度は3000mなので折り合いが鍵になるが、休養前の競馬を見ると今まで掛かったことがないから大丈夫だとは思っている。いずれにせよ次のレースがこの馬の試金石になる」と宮本師は改めて期待を口にした。