ヒカルアマランサスが重賞初勝利/京都牝馬ステークス

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10年1月31日(日)、2回京都2日目11Rで第45回 京都牝馬ステークス(GⅢ)(芝1600m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ヒカルアマランサスが優勝。勝ちタイムは1:36.4(稍)。

2着には1/2馬身差で7番人気・ベストロケーション(牝5、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着には2番人気・ザレマ(牝6、栗東・音無厩舎)が続いて入線した。

レースはザレマがハナに立ち、アッと言わせたが、ザレマの2番手にベストロケーションがピッタリとマーク。馬場を考慮してか?馬群が団子状態でレースは進んだが、ヒカルアマランサスは最後方。
4コーナーを回って、各馬が仕掛けはじめたところで、いったん、手応えよく、ベストロケーション、ザレマが抜け出したものの、大外からヒカルアマランサスが直線一気の差し切りで豪快に突き抜けた。

勝ったヒカルアマランサスは半姉に現3勝を挙げている、美浦の奥平雅士厩舎のカラベルラティーナという血統。

昨年、3月にデビュー勝ち。続く2戦目も快勝。忘れな草賞、ローズSとクラシック戦線では結果を残すことができなかったが、10月に100万下勝ち。格上挑戦で挑んだ、年末の愛知杯で(のちに日経新春杯を制した)メイショウベルーガと僅差の4着に健闘していた。
馬主は高橋 京子氏、生産者は早来のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+花名」。

騎乗していたM.デムーロ騎手は本レース初勝利。JRA重賞15勝目。管理する池江泰郎調教師は本レースは初勝利。重賞通算65勝目。なお、同師はこの日、JRA通算800勝を達成していた。

【ミルコ・デムーロ騎手のコメント】
「(日本語で)有難う御座います!馬場の内側が重いと思っていたので、外を回る事を考えていました。(ヒカルアマランサスについて)これからどんどん良くなってくると思います。(見事な勝利でしたね?)そう思います(笑)。」

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ヒカルアマランサス
(牝4、栗東・池江郎厩舎)
父:アグネスタキオン
母:スターミー
母父:A.P. Indy
通算成績:8戦4勝


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