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【POG】ゲキリンら土曜阪神6Rトレセン直送トーク
2016/9/16(金)
●大種牡馬・タピットを父に持つタピザー産駒のゲキリン(牡2、栗東・吉村厩舎)は、2014年のセレクトセールにて1080万円で落札。近親には未勝利から4連勝で交流G1の全日本2歳優駿を勝ったオーブルチェフがおり、7枠14番に入ったタピゾー(牡2、栗東・友道厩舎)とともに、日本で初出走となる父の産駒がどういった走りを見せるのかも注目されるところ。
ここまでたっぷり乗り込まれ、その動きも実にパワフル。「スタートセンスがいいし、走りもなめらかで、気性も前向き。仕上がりもいいし、初戦から期待してますよ」と吉元調教助手の評価も高い。C.ルメール騎手を背に4枠8番からスタートする。
●3枠6番のダノンクライム(牡2、栗東・矢作厩舎)は、2006年のローズSとチューリップ賞で2着に入ったシェルズレイの仔で、昨年のセレクトセールにて5400万円で落札。兄にはデビューから2連勝でホープフルSを勝ったシャイニングレイがいる活気のある良血だ。
「手脚の軽い走り。ダートから使うけど、芝でもやれそうな感じです。ゆったり走れる距離が合いそうだし、初戦から楽しみにしてる」と渋田調教助手のジャッジも上々。松山弘平騎手が手綱をとる。
●大外8枠16番に入ったゴールドシチー(牡2、栗東・山内厩舎)は、オールドファンには懐かしい名前。先代は1986年の阪神3歳Sを勝ち、翌年の皐月賞と菊花賞で2着。栗毛で非常に見栄えのする馬だったが、この馬は黒鹿毛。母系にはマツリダゴッホ、ナリタトップロード、ダノンヨーヨーがいる。
市川調教助手は「パワーもあるし、この条件は合うと思う。ただ、追い切りでも走ったり走らなかったりでムラがあるんです。そこがどうでるか」と半信半疑も、古馬相手に大きく先着した今週の動きなら狙ってみる手があるかもしれない。
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