田辺裕信騎手が史上70人目となるJRA通算600勝を達成！

2016/10/1(土) 

【天皇賞・春】春の盾は二強対決！馬券のカギは爆穴の一発！

提供：重賞トレンドジャッジ

10月1日(土)、4回中山7日目11Rで秋風ステークス(芝1600m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の7番人気・マルターズアポジー(牡4、美浦・堀井厩舎)が優勝。この勝利で田辺騎手は史上70人目、現役では28人目となるJRA通算600勝を達成した。

田辺騎手は2002年に騎手デビュー。初年度は8勝を挙げ、以降毎年10勝前後の勝利数を続けていた。ブレイクしたのは2011年。栗東の松田博資調教師に見出され、騎乗機会を手に入れると88勝を挙げリーディング9位と大躍進。同年のアンタレスSをゴルトブリッツに騎乗して勝利し、デビュー10年目で初重賞勝利を飾る。

2014年のフェブラリーSでは16頭立て16番人気のコパノリッキーで勝利し、単勝272倍の大穴でG1初制覇を果たす。サマージョッキーズシリーズでは重賞3勝を挙げ優勝し、初めてワールドスーパージョッキーズシリーズの出場権を獲得し、総合成績で3位タイに入った。今年の安田記念はロゴタイプに騎乗して逃げ切り、2つ目のG1タイトルを手に入れた。今年はここまで58勝を挙げており、リーディングで7位につけている。

【田辺裕信騎手のコメント】
「(今日を迎えた時点で残り2勝でしたが)足踏みしないで良かったです。内田さんのほうが先にリーチがかかっていた(1000勝)ので、その後だと自分のがショボく見えちゃうんで、先に達成出来て良かったですね(笑)。

いつ、どんなケガをして突然休むかもわからないので、乗らせてもらえるなら一生懸命頑張らなきゃ、と思っていつもレースに乗っています。秋には大きなレースもありますので、ぜひ皆さんに競馬場に足を運んで頂いて、僕もそうなんですが、ここに並んでいるみんなも応援してもらえると嬉しいです。これからも応援よろしくお願いします」

• 田辺 裕信
• (たなべ ひろのぶ)
• 1984年2月12日生まれ
• [初免許年] 2002年
• [所属] 美浦・フリー
• [平地初騎乗] 2002年3月2日1回中山3日目2Rアルファジェネラス(8着/16頭)
• [平地初勝利] 2002年8月3日2回新潟7日目12Rヒノデツートン(1着/14頭)
• [2016年度成績] 572戦58勝
• [生涯成績] 8331戦600勝