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【BCクラシック】3歳馬アロゲートが王者カリフォルニアクロームを破り世代交代へ!
2016/11/6(日)
現地時間11月5日(土)、アメリカのサンタアニタパーク競馬場でブリーダーズカップクラシック(G1)(3歳上 定量 1着賞金330万米ドル ダ2000m)が行われ、マイク・スミス騎手騎乗の3歳馬アロゲート(牡3、米・B.バファート厩舎)がロンジンワールドベストレースホースランキング1位でビクター・エスピノーザ騎手騎乗のカリフォルニアクローム(牡5、米・A.シャーマン厩舎)を壮絶な叩き合いの末に破り、G1・2勝目を挙げた。タイムは2分00秒11。
3着にはハビエル・カステリャーノ騎手騎乗のキーンアイス(牡4、米・T.プレッチャー厩舎)が入った。
カリフォルニアクロームが周りの出方を見ながら敢然とハナに立ち、アロゲートは好位の3番手。前の5頭と後ろの5頭が離れ、前はカリフォルニアクロームが軽快に飛ばす。3コーナーでアロゲートが2番手に上がり、後続は離れる一方。
直線に入ると逃げるカリフォルニアクロームにアロゲートが一完歩ずつ差を詰め、人気馬2頭の壮絶なデッドヒート。手に汗握る熱戦はゴール寸前でアロゲートが差し切り連勝を5に延ばした。
勝ったアロゲートは今年4月にデビュー。初戦は3着と敗れたが、その後一般戦を3連勝し、グレード競走初挑戦となったトラヴァーズS(G1)では、レコードタイムで2着馬に13馬身半差を付ける衝撃的な勝利を収め、ロンジンワールドベストレースホースランキングでいきなり2位にランクインされた。
このレースは王者カリフォルニアクロームとの直接対決が注目され、レースも両馬の一騎討ちとなり、見事に3歳の新星が王者を仕留めてみせた。管理するボブ・バファート調教師は14年バイエルン、昨年のアメリカンファラオに続く3連覇を達成。馬主はJuddmonte Farms, Inc.。
- アロゲート
- (牡3、米・B.バファート厩舎)
- 父:Unbridled's Song
- 母:Bubbler
- 母父:Distorted Humor
- 通算成績:6戦5勝
- 重賞勝利:
- 16年BCクラシック(G1)
- 16年トラヴァーズS(G1)
王者カリフォルニアクロームは無念の2着
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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