【POG】直線抜け出したジャッキーがハナ差制してデビューV!…東京新馬

11月13日(日)、5回東京4日目6Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の2番人気・ジャッキー(牡2、美浦・高橋祥厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:26.0(良)。

2着にはハナ差で4番人気・トリリオネア(牡2、美浦・小島太厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・ブランメジェール(牝2、美浦・高木登厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたフィネス(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)は8着に敗れた。

新馬戦らしくバラついたスタート。ハナを切っていったのはブラストビートで、ジャッキーは好位の3番手を確保。断然人気のフィネス、ブランメジュールも先行集団で固まって追走。スローな流れで4コーナーから直線へ。各馬横一線に広がり、400mを切ってジャッキーが先頭に躍り出る。押し切り体勢に持ち込むが、外からトリリオネア、間を通ってブランメジェールが一気に差を詰める。最後はジャッキー、トリリオネアがハナ面を合わせてのゴールとなったが、先に抜け出したジャッキーがハナ差制してデビュー勝ちを決めた。

勝ったジャッキーは近親に11年小倉大賞典を制したサンライズベガ、ダートの短距離を主戦場に追込で5勝を挙げたアナモリがいる血統。父、サムライハートはサンデーサイレンス×エアグルーヴの良血が見込まれてスタッドインした種牡馬で、この世代では中央最初の勝ち上がりとなった。
馬主は小田切有一氏、生産者は浦河町の高野牧場。馬名の意味由来は「人名より」。

1着 ジャッキー(内田博騎手)
「センスがいいよ。早めに先頭へ出てしまったが、最後までよく伸びた。併せ馬になったら、もっといい走りができたと思う」

2着 トリリオネア(柴田善騎手)
「いい脚を使ったよ。あと一歩。残念だったなぁ」

3着 ブランメジェール(大野騎手)
「乗り難しいところがあります。これから改善するでしょう。素質はあり、レースに慣れれば」

7着 マダムストーリー(勝浦騎手)
「最初はハミを噛んだが、すぐに落ち着き、折り合って走れた。最後も伸びているよ。再投票でここに回っただけに、適性はなんともいえないけれど、ダートのほうがいいかもしれない」

8着 フィネス(戸崎騎手)
「直線でさばけなかったですよ。まだ気持ちが若く、オン・オフがうまく切り替わらなくて」

2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

  • ジャッキー
  • (牡2、美浦・高橋祥厩舎)
  • 父:サムライハート
  • 母:アッチッチ
  • 母父:アフリート


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