積極果敢に逃げた大知&コスモイグナーツがハナ差残した!…アイビーS

コスモイグナーツ

10月21日(土)、4回東京6日目9Rでアイビーステークス(芝1800m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の6番人気・コスモイグナーツ(牡2、美浦・高橋祥厩舎)が優勝。五分のスタートから押してハナへ。少頭数ながら縦長の隊列となり、直線では2番手以下が進路を外に移す中で1頭だけロスのない最内を選択。内外が大きく離れ、残すか、差すかという攻防の末、逃げたコスモイグナーツがハナ差残した。勝ちタイムは1:51.4(不良)。

2着にはハナ差で4番人気・シャルルマーニュ(牡2、栗東・清水久厩舎)、3着には1馬身1/4差で2番人気・タニノフランケル(牡2、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたフラットレー(牡2、美浦・藤沢和厩舎)は5着に敗れた。また、シュバルツボンバーは道中で騎手が下馬して競走中止。

勝ったコスモイグナーツの近親には1600万下クラスまで勝ち上がったダンディーズケアやリスキーアフェアがいる。鞍上の柴田大知騎手は、1800m戦に条件変更されて以降の同レースを14年、15年に続いて3勝目。
馬主は有限会社ビッグレッドファーム、生産者は浦河町の高村牧場。馬名の意味由来は「冠名+燃えるように輝くの意味を持つドイツの人名より」。

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1着 コスモイグナーツ(柴田大騎手)
「上手くいきましたね。今日は行こうと思っていました。内をピッタリ回れましたし最後はモタれて外に行きましたが、よく頑張ってくれました。切れるタイプではないですし、馬場が味方してくれましたね。メンバーが強かったですし、本当に馬が偉かったです」

2着 シャルルマーニュ(武豊騎手)
「勝ったと思ったんですけどね。一旦前に出ていますが、勝ち馬が渋太かったです」

3着 タニノフランケル(福永騎手)
「可能であれば馬の後ろで溜める競馬をしてほしい、という指示を受けていました。前に2頭行ってその後ろからリラックスして運べましたし、これならと思ったんですけどね。直線に向いてからは、前を交わせそうで交わせませんでした。大型馬で2歳の早い時期ではまだ反応できないところもありますし、それを考えればよく頑張っています。素質がありますし、このまま順調にいってくれればと思います」

4着 キボウノダイチ(吉田豊騎手)
「4コーナー辺りから動いていこうと思っていました。最後までジワジワと脚を使ってくれましたね。良馬場の方が更に脚を使えそうです」

5着 フラットレー(ルメール騎手)
「まだ緩さがありますし経験も浅い馬ですからね。この馬場は厳しかったです。一生懸命走っていますが、反応がまだ遅かったです。これから良くなってくると思います」

  • コスモイグナーツ
  • (牡2、美浦・高橋祥厩舎)
  • 父:エイシンフラッシュ
  • 母:ナパ
  • 母父:スペシャルウィーク
  • 通算成績:4戦2勝


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