勢いあるルーラーシップ産駒リリーノーブルが突き放して完勝!…東京新馬

内田博幸騎手とのコンビで東京5Rを勝利したリリーノーブル

10月28日(土)、4回東京8日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の2番人気・リリーノーブル(牝2、栗東・藤岡健厩舎)が優勝。スタートしてすぐ頭一つ抜け出すほどの好スタートを切って、内を見ながら先行集団を追走。コーナーではやや内目に潜って手応え良く運び、直線へ。残り400m付近では楽々と先頭に並び、余裕を持って追い出されると最後は突き放して3馬身差を広げた。勝ちタイムは1:35.5(良)。

2着には3馬身半差で12番人気・アイアムヒメ(牝2、美浦・菊川厩舎)、3着には3/4馬身差で9番人気・ナスノカツラ(牝2、美浦・矢野英厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたカーロバンビーナ(牝2、美浦・戸田厩舎)は5着に敗れた。

勝ったリリーノーブルの近親には14年チャレンジC(G3)で2着、15年中山記念(G3)で3着、中日新聞杯(G3)で2着と活躍したデウスウルトや05年京王杯2歳S(G2)で2着、07年東京新聞杯(G3)で3着もあるイースターがいる。ルーラーシップ産駒といえば、前週の菊花賞(G1)でキセキが勝利するなど勢いがある。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「百合+気品。百合の花言葉は純潔、威厳」。

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1着 リリーノーブル(内田博騎手)
「強かった。あえて下げて競馬をしたんだ。返し馬の感触が良かったし、馬込みに入れても伸びそうな感触があったよ。初戦から上手に対応。先につながるレースができたね」

2着 アイアムヒメ(柴田善騎手)
「いいね。よく食らいついた。いい根性をしているよ。この条件も向いている」

3着 ナスノカツラ(田辺騎手)
「行儀のいい競馬。折り合いやポジション取りがスムーズだった。距離を延ばしても大丈夫だよ」

4着 オースオブゴールド(V.シュミノー騎手)
「まだ子供。ふわふわ走っていた。トップスピードに乗るのに時間がかかり、かなり押す必要があったね。距離は1800mくらいあったほうがいいね」

5着 カーロバンビーナ(C.ルメール騎手)
「とても柔らかい馬だよ。ただ、反応が遅く、スピードが乗るのに手間取った。ラスト150mはよく伸びている。もう少し長い距離が向くよ」

10着 メジャーマジック(三浦騎手)
「ハミを取ったり、抜いたり。競馬に慣れ、しっかり気持ちが向くようになれば」

  • リリーノーブル
  • (牝2、栗東・藤岡健厩舎)
  • 父:ルーラーシップ
  • 母:ピュアチャプレット
  • 母父:クロフネ

リリーノーブル
リリーノーブル

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