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単勝89.4倍 波乱演出!パイロ産駒ラインカリーナが最後は突き放す…東京新馬
2018/6/16(土)
6月16日(土)、3回東京5日目5Rで2歳新馬(ダ1400m)が行なわれ、嘉藤貴行騎手騎乗の12番人気・ラインカリーナ(牝2、美浦・武藤厩舎)が優勝。好スタートを切り、逃げるすぐ隣のニシノコトダマを見ながら2番手追走。抜群の手応えのまま直線を向き、残り400mで逃げ馬を楽に交わす。残り200mでは後続を突き放してそのまま押し切った。勝ちタイムは1:25.3(重)。
2着には6馬身差で1番人気・ニシノコトダマ(牡2、美浦・手塚厩舎)、3着には3/4馬身差で2番人気・ラサーサ(牡2、栗東・小崎厩舎)が続いて入線した。
勝ったラインカリーナの近親には、新馬戦を快勝、オープンクラスまで勝ち上がり、14年キーンランドC(G3)でローブティサージュと0秒1差の4着もあるブランダムールがいる。馬主は大澤繁昌氏、生産者は浦河町の日進牧場。馬名の意味由来は「冠名+りゅうこつ座」。
1着 ラインカリーナ(嘉藤騎手)
「手応え通りに最後もよく伸びてくれました。まだ良くなりそうな感じがありますが、今日は強かったですね。本命馬が逃げていたのでそれについていきましたが、途中でこちらの方が手応えが良いくらいでしたからね。まだ何とも言えませんが、ダートだけという感じではなさそうですし距離が延びても大丈夫そうです」
2着 ニシノコトダマ(石川騎手)
「センスの良い馬ですね。スタート良くハナに行けましたし、ペースも楽でこの馬向きの競馬ができたと思いますが、今日は勝ち馬が強かったです。トレセンではテンションが高かったですけど、今日落ち着きがあったことは良かったと思います。使って変わってくれば更に良いですね」
3着 ラサーサ(三浦騎手)
「大外枠からで展開がしんどかったですけど、最後までバテずによく頑張ってくれました。全体的なポテンシャルの高さを感じますし、使って良くなってきそうです。今日の感じなら距離は1400、1600でも大丈夫そうです」
4着 エリーバラード(菊沢調教師)
「真面目に走っていましたし、良い競馬をしていたと思います。牝馬としては馬格がありますし、これから順調にいけばと思います」
5着 ゲンパチファインド(西田騎手)
「稽古ではまだ物足りない感じでしたが、レースでは流れに乗ってしっかり走ってくれました。ダートが合いそうな走りをしていましたし、このまま成長していってくれればと思います」
- ラインカリーナ
- (牝2、美浦・武藤厩舎)
- 父:パイロ
- 母:フェールクークー
- 母父:アラムシャー
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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