【パトロールビデオ調査隊】前走は苦手コースで挟まれる不利 条件替わりで一変も

<前走で不利を受けた馬リスト>

●4月27日(土)新潟6R・3歳未勝利(芝2200m)
フローズンナイト(牝3、美浦・伊藤大厩舎)

前走:4月13日(土)福島4R・3歳未勝利(芝2000m) 9着

未勝利でも2着のある馬で、その実績を買われて1番人気に推された前走。後方からレースを運んでいたが、向正面に入ってほどなくしたあたりで、内の馬が外に斜行。その影響を受けてしまいバランスを崩し、あわや落馬寸前。なんとか立て直したものの、その後は無理せず運んで9着に終わってしまった。

今回は混合戦に変わるものの、牡牝混合、2200m未勝利戦でも3着がある馬。今回も距離は2200m。距離延長は問題なさそうだ。左回りも不安はなく、今年勢いのある若武者・横山武史騎手に手替わりして巻き返しを狙う。

●4月29日(月)京都7R・4歳上500万(ダート1800m)
クリノクーニング(牡4、栗東・須貝尚厩舎)

前走:3月30日(土)阪神6R・4歳上500万(芝2000m) 9着

1年半ぶりの前走は、4コーナーの勝負どころで先頭を走っていたダイシンクイントが落馬。そのアオりを受けてしまい、ラチより観客席のほうが近いのでは……と思わせるほど外を回されてしまった。参考外と捉えていいだろう。

今回の舞台は自身初となるダート。母のクリノビスケットもダートで3着以内があり、いとこのクリノサンレオもダートを主戦場としていることから、こなす可能性はある。脚元に不安を残す馬とはいえ叩き2戦目で上昇は見込め、函館1800mの新馬戦でレコード勝ちしたように、脚力は秘めている。前走で同じく不利を受けたリリーモントルーは先週の京都500万戦を快勝。その流れに続きたい。


◆先週の結果◆

★日曜福島11R・福島中央テレビ杯 ビリーバー 3着(1人気)
前走の千葉日報杯では直線で内に入ってしまい、直線で一回も追うことができずにそのままゴール。今回は道中6番手を追走したが、4コーナー手前で挟まれる形となり、直線に向くまで一瞬進路を失うなど、スムーズな競馬ができずに終わってしまった。

それでも勝ち馬のカネトシブレスとは0.1秒差。クラス卒業は時間の問題というところまで来ている。どうしても詰まりやすいところはあるものの、スムーズに走れれば結果を付いてくるだろう。

日曜東京8R・4歳上500万 カグラヤルージュ 5着(3人気)
前走は3コーナーで致命的な不利があり、待望の東京替わり。互角のスタートを切ったものの、前半3F38.0というスローペースの中で後方からとなってしまい、直線伸びるも届かず、5着に終わってしまった。

ただ上がり3F35.9はメンバー中最速。外からしっかり自分の脚は使っている。管理する奥平調教師は「次も東京を使う予定です」と語っており、次走、もう少しペースが流れれば差し届いてもおかしくない。

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