【アイビスSD】止まらない百獣の王!ライオンボスが3連勝で重賞初V!

ライオンボス

7月28日(日)、2回新潟2日目11Rで第19回アイビスサマーD(G3)(芝1000m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・ライオンボス(牡4、美浦・和田郎厩舎)が好スタートから圧倒的なスピードを見せてハナを奪い、最後まで勢い衰えず優勝した。勝ちタイムは0:55.1(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・カッパツハッチ(牝4、美浦・矢野英厩舎)、3着にはクビ差で9番人気・オールポッシブル(牝5、栗東・高橋亮厩舎)が続いて入線した。

勝ったライオンボスは父バトルプラン、母ウーマンインレッド、母の父ステイゴールド。一族はアーモンドアイと同じで世界的名門。

一昨年秋にデビューし、4戦目の小倉ダート1000mで初勝利。今年は芝1200mの1000万で16着、ダート1200mの1000万で16着と完全に頭打ち状態だったが、2走前、初めての直線1000mだった邁進特別を圧勝すると、続く韋駄天Sも快勝し、この条件に抜群の適性を見せていた。

馬主は有限会社和田牧場、生産者は新冠町の対馬正

1着ライオンボス(田辺騎手)
「昨日声を掛けてもらって、それから過去のレースを見たり厩舎サイドと話し合いをしたりして、こういう競馬をしようと考えたイメージ通りの競馬ができたので良かったです。

人気を背負っての先行策は負かしにくる馬もいるだろうし楽ではないと思っていましたが、人気でもしっかり勝てたので直線競馬の適性も含めて強かったと思います」

2着カッパツハッチ(丸山騎手)
「枠の差でしょう。よく頑張っていますが……」

3着オールポッシブル(津村騎手)
「行き切れていれば勝てていたと思いますが、他が速かったですしそこまでの脚はありませんでした。それでも最後まで止めずに、よく頑張ってくれました」

4着トウショウピスト(大野騎手)
「外めをスムーズに走り切れたことが大きいですね。1000メートルも良かったですし、直線競馬の適性もあるということでしょう」

5着レジーナフォルテ(内田騎手)
「また左前を落鉄してしまいました。ツメが弱いのかもしれませんね。レースでは勝ち馬についていきたかったですけど、元々終いが甘くなるタイプですし今日は落鉄もあったので余計に甘くなった感じです。それでも重賞で5着にくるように力がありますね」

6着ダイメイプリンセス(M.デムーロ騎手)
「枠順が内でしたからね。あまり出していくと終いが甘くなるので、ナインテイルズの後ろに入れて運びました。良い感じで競馬ができましたが、前が止まりませんでした」

8着フェルトベルク(木幡巧騎手)
「初めての直線競馬でテンはモタモタしましたが、最後はジリジリきていますし頑張っていると思います。今日で経験できましたし、次に使うときは更に良いと思います」

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  • ライオンボス
  • (牡4、美浦・和田郎厩舎)
  • 父:バトルプラン
  • 母:ウーマンインレッド
  • 母父:ステイゴールド
  • 通算成績:13戦5勝
  • 重賞勝利:19年アイビスSD(G3)

ライオンボス
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