【七夕賞】昨年もコレでズバリ!今年も発見「激走ポジション」から浮上した逆転候補

七夕賞連覇を狙うエヒト

七夕賞連覇を狙うエヒト


小回りコースで行われる七夕賞(G3、福島芝2000m)は、「逃げ・先行馬が有利」だと思っていませんか?

その固定観念は危険です!

毎年同じ条件で行われる重賞レースでは、ペースや馬場状態に関係なく「激走ポジション」が存在します。

例年、七夕賞は各馬の先行意識が強くなり、前半からハイペースになりやすいのが特徴。直線は292mと短くても、必ずしも「逃げ・先行馬が有利」とは言えません。

ただし、開幕2週目で馬場は綺麗な状態。4コーナーで10番手より後方から直線だけで差し切るのは至難の業。

そんな七夕賞で注目したいのが「2コーナーで9番手より後方」にいながら「4コーナーを1~6番手」で回ってきた馬。いわゆる「マクり」がハマりやすいレースなんです!


●22年
3着 アンティシペイト(2人気)
道中11番手→5番手

●21年
該当馬なし

●20年
1着 クレッシェンドラヴ(3人気)
道中11番手→5番手

3着 ヴァンケドミンゴ(6人気)
道中9番手→6番手

●19年
1着 ミッキースワロー(3人気)
道中10番手→4番手

2着 クレッシェンドラヴ(2人気)
道中12番手→8番手

●18年
1着 メドウラーク(11人気)
道中10番手→6番手

2着 マイネルサージュ(4人気)
道中12番手→6番手

『「福島=逃げ先行有利」は間違い!? 「激走ポジション」から浮上した逆転候補』の記事で紹介した昨年は、アンティシペイト(2人気)が3着に好走。道中6番手→4コーナー3番手のため今回は集計外ながら、記事で馬名を挙げたエヒト(6人気)が勝利したのは記憶に新しいところ。

またエヒトを含む上記で紹介した8頭は例外なく、上がり3ハロン1~3位をマークしていました。3コーナーあたりから加速して先頭集団に取り付き、ゴールまで長くいい脚を使った証拠です。

さらに!先ほど挙げた馬達は、過去にもコーナー4つのコースで「マクる競馬をして勝利or重賞で連対」という共通点がありました。

今年の出走馬で激走条件に合致するのは昨年の覇者エヒト1頭のみ。得意舞台に替わり再度の好走が期待できます!