牝馬のサトノフローラが9馬身差圧勝!/新潟新馬

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10年9月5日(日)、3回新潟8日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、石橋 脩騎手騎乗の5番人気・サトノフローラが、2番手追走から、直線抜け出すと、グングンと後続を突き放して9馬身差の圧勝。勝ちタイムは1:48.1(良)。

2着には9馬身差で1番人気・リーガルファルコン(牡2、栗東・池江寿厩舎)、3着には6番人気・プレミアムカード(牡2、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。

勝ったサトノフローラは母が米重賞勝ちのリアリーハッピーという血統で、馬主の里見 治氏は、昨年のセレクトセールにおいて、同馬を2500万円で購入していた。生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+花と春の女神」。

管理する堀宣行調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは初めて、アグネスタキオン産駒は5頭目の事。

1着 サトノフローラ(石橋脩騎手)
「調教から跨り、能力の高さはわかっていました。ただ、テンションが一気に上がる繊細なタイプ。勝利にこだわらず、レースを覚えさせることを最優先に考えていました。控える戦法を想定していたのに、返し馬からスピードの違いがひしひし伝わってきて、下手に操作したらかかりそうな気配でしたね。スタートが決まってじっとしていたら、自然とハナへ。直線でも余力はたっぷりありましたし、並ばれてもあせりはありませんでした。ちょっと仕掛けたらこの着差です。見てのとおり、すごい才能の持ち主。このまま成長していけば、文句はないでしょう」

2着 リーガルファルコン(福永騎手)
「勝ち馬にはあっさり突き放されてしまったが、初戦としたら上々の内容だと思う」

3着 プレミアムカード(後藤騎手)
「1番人気馬と併せるかたちで、最後までしっかり走れている。センスがいいよ。追い負けしたのは、まだ体が緩いから。伸びる余地もたっぷりある」

4着 グラスシーズン(吉田豊騎手)
「流れに乗れたし、追ってからも懸命に走ってくれた。しっかりしてくれば、勝機も近いよ」

5着 アントウェルペン(蛯名騎手)
「まだ芯が入っていないからね。緩いところも徐々に解消していくだろう」

7着 カフェローレル(松岡騎手)
「芝の長いところ向き。きょうは追走に一杯一杯だったが、気が乗ってくれたら」

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サトノフローラ
(牝2、美浦・堀厩舎)
父:アグネスタキオン
:リアリーハッピー
母父:Avenue of Flags

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