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屈腱炎再発でネヒキリが引退、今後は種牡馬に
2010/9/5(日)
これまでにジャパンカップダート2勝など、ダート界で幾多のタイトルを手にしたカネヒキリ(牡8、栗東・角居厩舎)が、左前に屈腱炎を発症したため、現役を引退する事を、5日、管理する角居調教師が新潟競馬場で明らかにした。なお、今後は種牡馬入りする予定。
【角居勝彦調教師のコメント】
「以前に(屈腱炎を)発症した右前でなく、今回は左前に症状がみられたた、年齢を考えて、オーナーと協議した結果、引退を決定しました。
歴史を作ってくれた名馬であり、携わった私達には、簡単に諦めてはいけない事を教えてくれた恩馬です。今後は優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定ですが、幸せな第2の人生を送ってほしいです。」
同馬は04年7月の2歳新馬戦でデビュー。3歳時にダートで頭角を現すと、ジャパンダートダービー、ダービーGPなど、3歳交流重賞を制しただけでなく、秋にはJCダートで古馬を撃破。 翌年の4歳時にも、フェブラリーSを制し、快進撃を続けたが、その夏に屈腱炎を発症すると、07年にも右前屈腱炎を再発。
そこから、幹細胞移植手術など、2度の手術を受けて、08年に約2年振りとなるブランクから戦線復帰すると、阪神競馬場で初めて行われたジャパンカップダートで復活の勝利。続く、暮れの東京大賞典。翌年の川崎記念でも連勝を伸ばしたが、その春のかしわ記念で、またしても左第3指骨々折が判明。
約1年の休養を経て、この夏の帝王賞で復帰し、2着に健闘すると、続くマーキュリーCで再度の復活劇となる5馬身差圧勝。 ラストランとなった8月12日のブリーダーズゴールドカップでは、シルクメビウスの2着に屈したが、常に高いパフォーマンスをみせただけでなく、2度の長期休養から復活するなど、約6年に亘る競走馬生活でファンを魅了し続けた。
【角居勝彦調教師のコメント】
「以前に(屈腱炎を)発症した右前でなく、今回は左前に症状がみられたた、年齢を考えて、オーナーと協議した結果、引退を決定しました。
歴史を作ってくれた名馬であり、携わった私達には、簡単に諦めてはいけない事を教えてくれた恩馬です。今後は優駿スタリオンステーションで種牡馬入りする予定ですが、幸せな第2の人生を送ってほしいです。」
同馬は04年7月の2歳新馬戦でデビュー。3歳時にダートで頭角を現すと、ジャパンダートダービー、ダービーGPなど、3歳交流重賞を制しただけでなく、秋にはJCダートで古馬を撃破。 翌年の4歳時にも、フェブラリーSを制し、快進撃を続けたが、その夏に屈腱炎を発症すると、07年にも右前屈腱炎を再発。
そこから、幹細胞移植手術など、2度の手術を受けて、08年に約2年振りとなるブランクから戦線復帰すると、阪神競馬場で初めて行われたジャパンカップダートで復活の勝利。続く、暮れの東京大賞典。翌年の川崎記念でも連勝を伸ばしたが、その春のかしわ記念で、またしても左第3指骨々折が判明。
約1年の休養を経て、この夏の帝王賞で復帰し、2着に健闘すると、続くマーキュリーCで再度の復活劇となる5馬身差圧勝。 ラストランとなった8月12日のブリーダーズゴールドカップでは、シルクメビウスの2着に屈したが、常に高いパフォーマンスをみせただけでなく、2度の長期休養から復活するなど、約6年に亘る競走馬生活でファンを魅了し続けた。
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