ケイアイガーベラは武蔵野SかJBCスプリント/先週の勝ち馬の動向

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エニフSは単勝1.3倍の断然人気に応えたケイアイガーベラが圧勝した。
「前走の競馬でレコード勝ちしたように、ここではスピードの絶対値が違うよ。もっと放して勝つと思ったぐらいだからね」と平田師は余裕しゃくしゃくのコメント。
次は武蔵野S(11月14日)、もしかはJBCスプリント(統一・GⅠ)のどちらかに向かう予定。更なる飛躍を誓う。

ローズSでは2番人気に支持されたが7着に敗れたアグネスワルツ。このあとは予定通り秋華賞(10月17日・京都)へ向かう。
「前半少しムキになって走っていたし、久々でテンションが高かったことも影響したと思う。それほど悲観する内容ではなかったし、今度は対策を練って本番では何とか巻き返したい」と宮本師

野路菊Sで2連勝を飾ったウインバリアシオンはこのあとは一旦放牧に出す模様。
「まだ体つきは緩いのに、今は素質だけで走っている。本当にこれからが楽しみ」と松永昌師の期待は大きい。
年内は朝日杯FS(12月19日・中山)が大目標となる。

また、同レース2着のメイショウナルトの次走は検討中との事。
「ウチの馬もスムーズな競馬をして負けたんだから、今回は勝った相手を褒めるしかない」と武田師はサバサバした表情だった。

西宮Sはテイエムオーロラが先行策から粘り込み、猛追するダブルウェッジを退けオープン入りを決めた。
「前走のマーメイドS(3着)で本物だと思ったし、このクラスでは負けられないぐらいの気持ちだった。並ぶと渋太いので着差以上に強かった」と五十嵐師は満面の笑みでコメント。
続けて「この馬で大きい(GⅠ)ところに行きたい」と言うように師の期待は膨らむばかり。
次走は府中牝馬S(10月17日)で重賞初ゲットを狙う。

日曜阪神2Rの2歳未勝利(芝1400m)はピルケンハンマーが好スタートを決めてそのまま逃げ切り勝ちを収めた。
「返し馬でガツンと持っていかれたから、今日は駄目かなと思っていたのに勝つんだから正直驚いた。直線の坂がこの馬には合ったんだろう」と梅田智師は嬉しい誤算にニンマリ。
今日(22日)に放牧へ出し、それと入れ替えに7月の新馬戦を勝ったショウナンマイティが厩舎に戻ってくる。