出津孝一騎手が引退

トピックス

JRAは27日、出津孝一騎手(栗東・岩元厩舎)が、10月31日(日)をもって騎手を引退する事を発表した。

引退後は岩元市三厩舎で調教助手となる予定。
また、10月30日(土)昼休みに、京都競馬場のウイナーズサークルで引退式を行われる。

出津孝一騎手は、1964年6月3日生まれ、埼玉県出身。現在は岩元市三厩舎所属。
84年に騎手免許を取得すると、当初は平地にも騎乗していたが、障害レースを主に騎乗し、04年の中山大障害など、通算164勝のうち、136勝を障害戦でマーク。重賞も全て障害レースで10勝を挙げている(うちJGⅠは04年の中山大障害)。96年には優秀障害騎手賞を受賞している。

また、04年12月の中山大障害では、メルシータカオーに騎乗し、その年の初勝利がJGⅠ制覇という記録的なGⅠ制覇を達成した。

出津 孝一
(いでつ こういち)
1964年6月3日生まれ
[初免許年] 1984年
[所属] 栗東・岩元 市三
[初騎乗] 1984年3月3日1回阪神3日目7R シンナリティ (8着/8頭)
[初勝利] 1984年3月11日1回阪神6日目3R シンセイカン
[今年度成績] 36戦2勝(うち障害36戦2勝)
[生涯成績] 1779戦164勝(うち障害1432戦136勝)