ディープ産駒・ターゲットマシンが直線一気の追い込み/東京新馬

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10年11月13日(土)、5回東京3日目6Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の2番人気・ターゲットマシンが優勝。勝ちタイムは1:36.0(良)。

2着には1.1/2馬身差で4番人気・リンガスクリフ(牡2、美浦・高橋祥厩舎)、3着には1番人気・ストーンステージ(牡2、美浦・古賀慎厩舎)が続いて入線した。

レースはキタサンハヤブサ、トミケンアグードなどがレースを引っ張り、やや縦長の展開でレースが進んだが、直線に入ると、逃げたキタサンハヤブサ、リンガスクリフらが押し切りを図る処に、4コーナー通過時点は最後方にいたターゲットマシンが追い込み。
ラスト1F時点でも先頭とは差があったが、出走メンバー中、唯一の上がり3F33秒台の末脚で、直線だけで各馬を差し切った。

勝ったターゲットマシンは、叔父に現在は種牡馬としてブレイクしているキングカメハメハがいる血統。 馬主の薗部 博之氏は、08年のセレクトセールにおいて、同馬を4200万円で購入していた。生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「開発対象となるマシン」。

管理する宗像義忠調教師の管理馬では、08年産の2歳世代の勝ち上がりは3頭目、ディープインパクト産駒は23頭目の事。

1着 ターゲットマシン(田中勝騎手)
「返し馬でもチョロチョロして怪しいところはありました。スタートも出遅れて諦めていましたけどね。まだフワフワするので手を動かさなかったけど、関係なく馬が勝手に走ってくれました。1600でも短いと思っていましたけど勝てて良かったです。騎乗停止でご迷惑をお掛けしましたけど、今週から頑張ります」

2着 リンガスクリフ(柴田善騎手)
「競馬っぷりは良かったけど、まだ気持ちがピリッとしないところがありますね。競馬を使われて気持ちが入って実が入ってくれば楽しみです」

3着 ストーンステージ(北村宏騎手)
「トビが大きいので、ゆっくり行きました。ジリジリでしたけど良く伸びてくれました。良い内容でしたよ」

4着 キタサンハヤブサ(デムーロ騎手)
「スタートが物凄く良く、手応えも良かったのでハナに行きました。初めてのレースのせいか、下を怖がる素振りを見せました。ワンペースで伸び切れませんでしたが、次は大丈夫です」

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ターゲットマシン
(牡2、美浦・宗像厩舎)
父:ディープインパクト
母:ハンターズマーク
母父:Titus Livius
叔父:キングカメハメハ

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