伏兵・ダノンミルが皐月賞の権利を獲得/皐月賞TR・若葉S

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11年3月20日(日)、1回阪神8日目10Rで若葉ステークス(芝2000m)が行なわれ、浜中 俊騎手騎乗の12番人気・ダノンミルが優勝。勝ちタイムは1:59.1(良)。

2着には1/2馬身差で5番人気・カフナ(牡3、栗東・池江寿厩舎)、3着には2番人気・ダノンシャーク(牡3、栗東・大久龍厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたユニバーサルバンクは4着に敗れた。なお、2着までの2頭には、皐月賞への優先出走権が付与される。

勝ったダノンミルは昨年12月26日にデビューも、キャリア3戦目の前走で初勝利を挙げたばかりだった。同馬はおじにフジキセキらがいる血統で、馬主は株式会社 ダノックス、生産者は千歳の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+母母名の一部」。

1着 ダノンミル(浜中騎手)
「3走しかしていませんし、まだ気性にも幼い部分もあるので、競馬では気を抜かさないように気をつけました。抜け出してからも、まだ余裕はありましたが、馬が恋しくて近付いてしまうために着差はそれほど広がりません。気性的には課題がありますが、能力はあります」

2着 カフナ(丸山騎手)
「直線で抜け出して1頭になるとフワフワしてしまうのが課題ですね。でも、今日も直線で盛り返していますし、未勝利、500万下とどんどん馬が良くなっています」

3着 ダノンシャーク(リスポリ騎手)
「4コーナーで他馬と接触したり、触れてしまった分、ロスがありました。ゲートを出てテンが速いわけではありませんが、前が壁になったので、道中はリラックスして終い弾けさせようと思いました。勝てるレースでしたが…」

5着 アドマイヤラクティ(藤岡佑騎手)
「スタートは今までに比べて出ましたが、ペースが落ち着いて動けませんでした。でも最後は良い脚で伸びてきていますし、競馬が上手になってくれば楽しみです」

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ダノンミル
(牡3、栗東・藤原英厩舎)
父:ジャングルポケット
母:スターリーロマンス
母父:サンデーサイレンス
通算成績:4戦2勝



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