(堀宣行調教師)
「(ワンツーフィニッシュに)こういうこともあるのかと思いますね。正直に言えば、まだ3歳だけに古馬の壁は厚いと思っていましたが、勝つ力を備えていました。斤量差も大きかったですし、春シーズン3戦目のフレッシュな状態で臨めたことが勝利につながりましたね。しっかりと仕上げてNHKマイルCに挑みましたので、変らぬコンディションを維持させることに専念した結果です。
中間もゲート練習をして、落ち着いていたとはいえ、前走は枠内でちゃかつき、出遅れました。戸崎ジョッキーには気を付けるように伝えたんです。戦前から流れが向くと見ていました。若干、ペースが速いように感じていましたが、折り合いの心配はない馬。直線で先頭に立ってからが勝負だと思っていました。ストロングリターンも迫ってきましたので、ゴール前はどちらへというわけでなく、つい声が出ましたよ。
今後の目標などは来週の状態を見極めてから、オーナーと相談したいと考えています。クレバーな性格で、扱いやすいのが長所。マイルだけでなく、今後に向かう条件は融通が利きますしね」

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