【東京ダービー】22年ぶりの快挙!牝馬クラーベセクレタが2冠!

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6月8日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第57回 東京ダービー(SⅠ)(3歳、1着賞金:4,200万円、ダート2,000m)は、戸崎圭太騎手騎乗、羽田盃に引き続き単勝1.2倍の圧倒的1番人気に推されていたクラーベセクレタ(牝3、船橋・川島正厩舎)が好位追走から直線、持ったままで先頭に立ち、そのまま後続の追撃を退け快勝。勝ちタイムは2.06.5(良)。

2着には1馬身差で6番人気・ヴェガス(牡3、川崎・八木仁厩舎)、3着には2番人気・キスミープリンス(牡3、浦和・小久智厩舎)がそれぞれ入っている。

勝ったクラーベセクレタは昨年6月にホッカイドウ競馬でデビューすると、栄冠賞(H2)、フローラルカップ(H3)と北海道重賞を2勝。暮れに南関東へ転入すると東京2歳優駿牝馬(SⅠ)を圧勝し、今年に入ってからもユングフラウ賞(SⅢ)、京浜盃(SⅡ)、そして牡馬相手の羽田盃(SⅠ)と重賞を連勝していた。馬主はサンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「秘密の鍵(西)」。

牝馬による東京ダービー制覇は91年のアポロピンク以来、2冠達成は89年のロジータ以来、22年振りの快挙。戸崎圭太騎手は、昨年のマカニビスティーに続き4度目。川島正行調教師は05年シーチャリオット以来、5度目の優勝となる。

クラーベセクレタ
(牝3、船橋・川島正厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:シークレットルーム
母父:タイキシャトル
通算成績:11戦8勝(うちJRA2戦0勝)
主な勝ち鞍:羽田盃
東京2歳優駿牝馬
京浜盃
ユングフラウ賞



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