ナムラタイタン、祇園Sを視野に入れて調整

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オアシスSはナムラタイタンが昨年5月以来、久々の勝利を収めた。
下見所で馬っ気を出すなどテンションが高く、気合いが乗り過ぎたようにも映ったが、「あれで良いんだ。この馬は気合いを表に出してこその馬。あれを見た時に今日は勝負になると思った。ズブくなっているので今は中距離が良さそう」と大橋師は説明。
次走は祇園S(7月17日・京都)を視野に入れて調整を図る見込み。

大波乱となった東京ジャンプSは12番人気のマサノブルースは②着に大健闘した。一瞬先頭に立つシーンもあったほどで地力強化が窺えた。
「これで賞金を加算できたので使いレースに使える。まだ良くなりそうだよ」と五十嵐助手は笑顔でコメント。
今後は中山グランドジャンプ(7月2日)はパスして夏競馬に備える。

東京ジャンプSで1番人気に支持されながら⑥着に敗れたランヘランバ。4角までは手応え十分だったが、直線に入ると失速。本来の粘りが全く見られなかった。
「マイナス14キロでも体は細いとは思わなかったけど、あそこまで負ける馬ではないからね。このあとはリフレッシュのため、一度放牧に出して立て直すよ」と藤沢則師

川中島Sは10歳馬・スマートブレードが好位から接戦の末、勝利を飾りオープン入りを決めた。得意コースとは言えレース内容は一変した。
「スッといい位置で競馬ができたし、まさか勝つとはびっくりしている。年齢の割に馬はまだ若い」と宮調教師は激走に労をねぎらう。
このあとはプロキオンS(7月10日・阪神)で重賞に向かう。

灘Sはメイショウダグザが1枠②番の絶好枠からスピードを生かして1分48秒7の好タイムで快勝した。
「少しトモに疲れがあったのでどうかと思ったが、強い内容で勝ってくれて嬉しい。距離よりも気分良く運べた時はとにかく渋太い。あとはオープンに上がっての力関係が鍵になる」と小関助手
次走は祇園Sを予定している。