スエヒロコマンダーの甥・マイネルロブストがV…中山新馬

トピックス

11年6月26日(日)、3回中山4日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、大野 拓弥騎手騎乗の3番人気・マイネルロブストが優勝。勝ちタイムは1:52.1(良)。

2着には3/4馬身差で5番人気・パスオブトゥルー(牡2、美浦・萩原厩舎)、3着には6番人気・オペラダンシング(牡2、美浦・尾形厩舎)が続いて入線した。
父がダイワメジャー、母がフェリシアという血統で1番人気に支持されたフロムクローバーズは8着に敗れた。

レースはミステリアスパワーがハナに立ち、やや縦長の隊列でレースは推移。直線に向いて、各馬が横一線に追い上げを図ったが、人気のフロムクローバーズは伸びあぐね、マイネエミリーも前が塞がる不利。
そこへ外からマイネロブストが勢いよく脚を伸ばすと、先に抜け出したオペラダンシングらをアッサリと交わした。

勝ったマイネルロブストはおじに重賞2勝のスエヒロコマンダーがいる血統。 馬主は株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠の小泉牧場。馬名の意味由来は「冠名+強い、強靭な(西)」。

1着 マイネルロブスト(大野騎手)
「新馬戦としては分が悪いポジション。攻め馬の動きからも能力の高さを感じていましたが、想像以上に切れました。本当にいい馬。このまま順調に成長してくれれば」

(高橋裕調教師)
「入厩して日は浅いけど、直前の動きは絶好。終いは切れる自信があったが、道中の位置取りを見て、ひやひやしていた。結果的にはいい勝ち方だったよ。もっと距離が持つし、将来が楽しみになった」

2着 パスオブトゥルー(松岡騎手)
「攻め馬の内容が良く、能力を感じていた。気難しさが残るとはいえ、この距離がいい。いい脚を使ったよ」

3着 オペラダンシング(村田騎手)
「ちょっとムキになった。落ち着いて走れるようになれば、すぐに勝ち上がれるよ」

5着 メイヴィーナス(柴田善騎手)
「芝向きの軽さがある。いいものを持っているよ」

6着 ミステリアスパワー(中舘騎手)
「最後までよくがんばっている。能力は高いよ」

7着 カレイメモワール(田中勝騎手)
「これからの馬。まずまずの内容だった」

8着 フロムクローバーズ(蛯名騎手)
「テンションが上がらないように調整してきたからね。それでも、かかることがなく、競馬が上手。使っていけば、センスの良さが生きてくるはずだよ」

12着 ミスワールド(北村宏騎手)
「最初でちょっと気を遣っていた。中身はしっかりしているし、もっと走れる馬だよ」

【このレースの全着順・払戻金はこちら

マイネルロブスト
(牡2、美浦・高橋裕厩舎)
父:ゼンノエルシド
母:コウエイベラドンナ
母父:メジロライアン

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。