研究員・次走の狙い馬

トピックス

サマーファインデイ・藤岡康騎手(牝3、栗東・宮厩舎)
1月5日 1回京都1日目 3歳500万下 ダ1400m 5人気3着

初ダートだった前走は、前半から行きっぷりがつかず後方から脚を伸ばすに止まったが、2戦目の今回はスムーズに好位に取り付く競馬。
外枠だったこともあるが、ダート戦への慣れを十分に感じさせる内容だった。
徐々に500万クラスの走りも板に付いてきており、そろそろ勝機到来。
次走はマークを怠れない。

ベストプロジェクト・田中勝騎手(牡3、美浦・宗像厩舎)
1月5日 1回中山1日目 3歳未勝利(混) 芝1600m 5人気5着

初戦同様の出遅れ。中山マイルらしく器用さ装備の先行馬が上位を占めるこのレースでは致命的なロスだった。
道中もなし崩しに脚を使わされる格好になり、ラストで甘くなったのも無理はない。
ただ、次走への見通しが立つ5着以内を死守したことは大きく、発馬という課題もハッキリしている以上、対策を立てるのも難しい話ではない。
ポンと出れば未勝利レベルでは役者が違う可能性がある。

レッズフィールド・田中博騎手(牡3、美浦・伊藤正厩舎)
1月6日 1回中山2日目 3歳未勝利 芝2000m 2人気4着

堅実な走りを続けていた本馬が4着敗退。
出走条件が変わったことにより、レベル上昇傾向が顕著だった先週の未勝利戦を象徴するような結果だが、この敗戦には情状酌量の余地がある。
前半から掛かり気味のカネスダンク(10着)に絡まれる厳しい展開。
61.1-61.6という締まったラップ推移以上に負担の掛かる競馬だった。
やり合う2頭を見る絶好の位置で競馬をした2着馬、末脚勝負に賭けた3着馬よりも遥かに内容は濃く、次走は逆転できる。