エクスクライムが逃げ切り圧勝…中山新馬

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11年7月3日(日)、3回中山6日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、後藤 浩輝騎手騎乗の1番人気・エクスクライムが逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1:10.6(良)。

2着には3.1/2馬身差で6番人気・カディーシャ(牝2、美浦・武市厩舎)、3着には2番人気・タニセンジャッキー(牡2、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。

勝ったエクスクライムは、ユッタリしたペースでハナを奪うと、2ハロン目からは11秒台のラップを並べ、ラストはステッキを入れることなく、逃げ切り勝ち。 同馬の馬主は前原 敏行氏、生産者は長谷川牧場。馬名の意味由来は「冠名+登る。頂点に登るように」。

1着 エクスクライム(後藤騎手)
「ここに向けてしっかり調教を積み、負けられない一戦。完成度の高さが違うし、余裕の勝利だった。ただし、マイルまでこなせるよう、競馬を覚えさせていくのはこれからだよ。まっすぐに伸びてほしい」

(牧光二調教師)
「いい勝ち方ができ、今後に期待がふくらむ内容でした。次走に関してはまったく白紙ですが、少しずつ距離を延ばしていきたいですね」

2着 カディーシャ(北村宏騎手)
「いい脚を使っているし、上々の内容。距離はもっとあってもいいが、同じ条件でもすぐにチャンスが来る」

3着 タニセンジャッキー(松岡騎手)
「仕上がりは良かった。勝てる自信があったのに。でも、本当にセンスがいいよ。次走に期待だね」

4着 ハートヴァイン(柴田善騎手)
「この距離はいいけど、まだ走りのバランスがひと息だね。これからの馬だよ」

5着 エステージャ(田辺騎手)
「スタートもひと息だし、なかなか加速が付かなかった。1200mではつらいよ。でも、最後はよく差を詰めている。素直な馬だし、能力はある」

6着 トーセンベニザクラ(中舘騎手)
「インでも上手に競馬ができた。次につながる内容。距離が延びて良さそうだよ」

11着 マイネルプレジャー(中谷騎手)
「仕上がりは良かったが、まだ力を付け切っていないようです。この距離も忙しい」

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エクスクライム
(牡2、美浦・牧厩舎)
父:ハーツクライ
母:フェアリーブレス
母父:フレンチデピュティ


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