【SSS最終戦・習志野きらっとスプリント】ラブミーチャンが復活V

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7月21日(木)、船橋競馬場で行われた『地方競馬スーパースプリントシリーズ』の最終戦、第1回 習志野きらっとスプリント(S3)(3歳上、別定、1着賞金1,200万円、ダート1,000m)は、濱口楠彦騎手騎乗の2番人気・ラブミーチャン(牝4、笠松・柳江仁厩舎)が、ジーエスライカーと並ぶように2番手を追走すると、直線も手応え通りジーエスライカーを競り落とし快勝。勝ちタイムは58.4(重)。

2着には1.1/2馬身差で坂井英光騎手騎乗の1番人気・ジーエスライカー(牡4、大井・栗田裕厩舎)、3着にはコアレスピューマ(牡7、船橋・川村昭厩舎)がそれぞれ入っている。

勝ったラブミーチャンはデビューから6連勝で全日本2歳優駿を制覇。3歳時はJRAの芝のレースで敗退、浦和の桜花賞を出走取消など、リズムを崩したような結果が続いていたが、ダートグレード競走でも実績のあるジーエスライカーを楽々と退け、復活をアピールした。
馬主はコパの冠名でお馴染みの小林祥晃氏。生産者は日高のグランド牧場。馬名の意味由来は「愛+人名愛称」。

なお、今年から創設された『地方競馬スーパースプリントシリーズ(略称:SSS)』は競走距離1000メートル以下のレースのみ(トライアル5戦およびファイナルの計6戦)で構成される新企画。
超短距離戦で能力を発揮する異才の発掘と、各地方競馬場で実施可能な最短距離を極力活かすため、1ターン(コーナー通過が3~4コーナーのみ)のスプリント戦をシリーズ化して行われた。

【濱口楠彦騎手のコメント】
「今日はなるべく追い出しを遅らせましたが、最後まで頑張って、我慢してくれました。(4歳になって)精神面が良くなってきて、落ち着き出してくれていますし、この馬なら今後も何とかしてくれそうです。ラブミーチャンはすごく走る馬ですので、これからも応援よろしくお願いいたします」

ラブミーチャン
(牝4、笠松・柳江仁厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:ダッシングハニー
母父:アサティス
通算成績:16戦9勝(うちJRA3戦1勝)
主な勝ち鞍:09年全日本2歳優駿(JpnI)
09年兵庫JGP(JpnII)

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