3歳牝馬・ニシノステディーが2連勝でオープン入り…長岡S

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11年8月20日(土)、4回新潟3日目11Rで長岡ステークス(芝1400m)が行なわれ、大野 拓弥騎手騎乗の3番人気・ニシノステディーが、3番手追走から、こちらも同じく先行2番手から抜け出したエイシンパンサーとの一騎打ちを制して2連勝。勝ちタイムは1:21.0(良)。

2着にはアタマ差で5番人気・エイシンパンサー(牝6、栗東・野中厩舎)、3着には14番人気・ティアップハーレー(牡5、美浦・高木厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたミクロコスモスは9着に敗れた。

勝ったニシノステディーはこれで新潟の芝1400戦で2連勝。 馬主は西山 茂行氏、生産者はむかわの西山牧場。馬名の意味由来は「冠名+安定していること」。

1着 ニシノステディー(大野騎手)
「ハナへ行こうと考えていましたが、他が速かった。でも、下げてスムーズに外へ出せ、最後まで脚を伸ばす好内容。将来につながる競馬ができましたね。まだ伸び盛りの3歳ですし、まだまだ奥がありますよ」

2着 エイシンパンサー(蛯名騎手)
「出たなりで競馬をしてほしいとのだったが、一歩目からフル回転。抑えるのに苦労したよ。ぎりぎりまで追い出しを我慢し、最後も差し返しそうなところまでいった。一生懸命に走るいい馬だね。速い馬に前へ入ってもらえる1200mなら、もっと楽に折り合えるだろう」

3着 ティアップハーレー(村田騎手)
「驚きの健闘。芝を走るイメージはなかったのに」

4着 ツルマルネオ(中舘騎手)
「スムーズな競馬ができ、よくがんばっている。距離はこのくらいがいいが、東京のような広いコースのほうが向きそう」

5着 チャームポット(松岡騎手)
「ちぐばくな競馬になってしまった。返し馬でかかり、ゲートは出ず、道中は外へ出た勝ち馬がまた戻ってきて引っ張り切れなかった」

6着 ラドラーダ(北村宏騎手)
「追い出したときの感触は上々。もっと伸びそうだったけどね」

7着 マイネショコラーデ(柴田大騎手)
「いったんハミ受けが悪くなりましたが、促したらまた伸びました。少しテンションが高いのが課題でも、走る馬ですよ」

9着 ミクロコスモス(福永騎手)
「うまく返し馬ができ、ゲートへも大人しく入ったのに、前へ向けたら突進してしまった。少しのアクシデントが大きく響くタイプ。スタートの失敗がすべてだね」

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ニシノステディー
(牝3、美浦・尾形厩舎)
父:グランデラ
母:セイウンタカコ
母父:ジェイドロバリー
通算成績:12戦4勝

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