ブレイクランアウトの半弟・エネアドが差し切り勝ち…新潟新馬

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11年8月27日(土)、4回新潟5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、福永 祐一騎手騎乗の2番人気・エネアドが優勝。勝ちタイムは1:38.4(良)。

2着にはクビ差で4番人気・ミルドリーム(牡2、栗東・角居厩舎)、3着には3番人気・トランドネージュ(牝2、美浦・松山康厩舎)が続いて入線した。1番人気に支持されたケイアイスピリットは4着に敗れた。

レースはエアネドは道中、後方を追走するも、直線、一気に進出。先に抜け出したミルドリーム、トランドネージュとの三つ巴の様相かと思われたが、鞍上も余裕を持ってゴーサインを送ると、グイグイと脚を伸ばし、ゴール前でアッサリと2頭を交わしさり、着差以上の勝ちっぷりをみせた。

勝ったエネアドは半兄が同じ戸田厩舎で管理され、共同通信杯勝ち、朝日杯FSでも3着になったブレイクランアウトという血統。 馬主は有限会社 キャロットファーム、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「エジプト九柱の神々。ギリシャ神話で「9」を意味するエネアより。」。

1着 エネアド(福永騎手)
「後ろからでも届く馬場。いきなり一瞬の脚を使うと傷むのが怖いから早めに進出したが、本来はもっと切れるはず。能力は相当あるよ。まだ性格は子供。順調に成長してくれれば、大きなところを狙える素材だと思う」

2着 ミルドリーム(吉田豊騎手)
「反応が少し遅いと聞いていたが、スローの決め手比べにも対応。走る馬だよ。パドックで馬っけを出したり、まだ幼いからね。走る方向に気持ちが向けば、将来はかなり走ってくる」

3着 トランドネージュ(松岡騎手)
「能力を感じている馬。結果は残念だけど、この馬も最後までよく伸びている」

4着 ケイアイスピリット(田中勝騎手)
「まあまあの内容。上がりの勝負になってしまったからね。ダートのほうがいいかな」

5着 ドラゴンフラッシュ(蛯名騎手)
「先週に除外。本来はダート向きなんだ。仕上がりは良かったし、距離もこのくらいがいいけど、新潟の芝は上りが速く、特殊だからね。東京のダート1600mあたりなら、強さを発揮できる」

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エネアド
(牡2、美浦・戸田厩舎)
父:ディープインパクト
母:キュー
母父:French Deputy

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