サクラバクシンオーの甥・バウンダリーワンがV…中山新馬

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11年9月10日(土)、4回中山1日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、横山 典弘騎手騎乗の1番人気・バウンダリーワンが、グラントリノと並ぶように先行すると、直線は好位から脚を伸ばしたダイワカリエンテの猛追を凌ぎきった。勝ちタイムは1:09.9(良)。なお、開幕週ということを踏まえても、ペース・決着時計共に平均的な結果。

2着にはクビ差で2番人気・ダイワカリエンテ(牝2、美浦・宗像厩舎)、3着には4番人気・グラントリノ(牝2、美浦・浅野厩舎)が続いて入線した。

勝ったバウンダリーワンはおじにスプリンターズSなどを制し、種牡馬としても活躍したサクラバクシンオーがいる血統。 馬主の山口 真吾氏は今年の北海道トレーニングセールにおいて、同馬を525万円で購入していた。生産者は日高大洋牧場。馬名の意味由来は「境界、限界+1」。なお、木村哲也師はこの日の札幌新馬戦も制していた。

1着 バウンダリーワン(横山典騎手)
「トレーニングセール出身だけに、いいスピードがあるね。新馬向きの勢いで勝てた。ただ、気性はまだ子供っぽいし、伸びる余地も十分感じるよ。現状では、短いところで競馬を覚えさせていったほうがいいだろう」

2着 ダイワカリエンテ(田中勝騎手)
「道中はスムーズだったし、伸び脚も上々。あと一歩だったなぁ。能力はあるし、次は決めたいね」

3着 グラントリノ(吉田豊騎手)
「スピードがあるね。でも、まだしっかりしていなくて、追ってふらふら。力が付いてくれば、すぐにチャンスがある」

5着 マスターキワミ(中舘騎手)
「まだ速い調教が不足している段階。まずまずのレースだったと思う。使えば変わりそう」

6着 デーヴィー(中谷騎手)
「この距離は忙しい。道中で脚を使っているのに、よく伸びている。能力がある馬だよ」

7着 エビータ(北村宏騎手)
「急かしながらの競馬。内容は悪くないし、使っていけば走ってくる」

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バウンダリーワン
(牡2、美浦・木村厩舎)
父:ファルブラヴ
母:イデアーレ
母父:アドマイヤベガ


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