【東京盃】「またJBCを…」スーニが連勝で交流重賞7勝目!

トピックス

出走メンバー中、最も重い58キロの斤量を背負いながら快勝したスーニ。2度目のJBCスプリント制覇へ王手をかけた。

9月28日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第45回 東京盃(JpnII)(3歳上、別定(重賞競走)指定、1着賞金:3,500万円)は、直線、最内を突いた川田騎手の3番人気・スーニが渋太く伸びて差し切り勝ち。勝ちタイムは1.10.9(良)。

2着には好スタートから番手の外目を進んだ8番人気・ラブミーチャン(牝4、笠松・柳江仁厩舎)が粘り込み、3着には外から追い込んだマルカベンチャー(牡5、栗東・松永昌厩舎)。単勝オッズ2.0倍の支持を集めた1番人気・セイクリムズン(牡5、栗東・服部厩舎)は4着に敗れている。

勝ったスーニは2歳時に4連勝で交流JpnⅠ・全日本2歳優駿を快勝。3歳時にも名古屋で行われた交流JpnⅠ・JBCスプリントを制しており、交流重賞はこれが通算7勝目。4歳夏から勝ち切れないレースが続いていたが、前走の交流JpnⅢ・サマースプリントに続いての重賞制覇で復活をアピールした。馬主は吉田和美氏、生産者は米国のHighclere Inc.。馬名の意味由来は「イタリアの地名」。

1着 スーニ(川田騎手)
「いい頃のうるささが出てきましたね。千二のペースなので、スッと着いていけなかったですが、4コーナーから手応えは抜群。その時点で前との距離がありましたが、交わす時の脚色は良かったですね。またスーニと共にJBCを勝ちたいです」

2着 ラブミーチャン(濱口騎手)
「盛岡を使ってからの回復が遅かっただけに予想以上に頑張ってくれました。スーニと併せる展開になっていたら良かったのだろうけれど、すぐに交わされてしまいましたね。これからもっと良くなりますし、次に繋がるはずです」

4着 セイクリムズン(幸騎手)
「乗った感触はよかったですし、初めてのナイターも問題ありませんでした。最後に伸びきれなかったぶんは休み明けでしょうし、次はいいと思います」

5着 ジーエスライカー(坂井英騎手)
「追い切りも足りない状態で、一時はレースに使えないかと思ったほど。それでもテンは抑えようとしているのに、あのスピードだからね。やっぱりスタートは速いねえ。今日のように2~3番手の競馬が一番良いし、どんな馬場でもやれると思う。JBCスプリントが楽しみだよ」

6着 ナイキマドリード(戸崎騎手)
「次に繋がるレースだったと思います」

7着 ドスライス(福永騎手)
「勝っている時がそうだし、外枠からスンナリという形じゃないとね」

8着 モアザンスマート(真島大輔騎手)
「この馬なりに伸びてはいるんだけれど、前との差が縮まらなかった…。次は違う競馬を試してみたいです」

スーニ
(牡5、栗東・吉田厩舎)
父:Soto
母:Enabru
母父:Roanoke
通算成績:30戦10勝



こちらに掲載されている情報、結果、全成績・払戻金は、
主催者・南関東4競馬場発表のものと必ずご確認・ご照合ください。