専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
今週、一転して迫力が戻ったアノ馬が狙える!
2009/10/4(日)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成21年10月4日(日)
今週、一転して迫力が戻ったアノ馬が狙える!
10月4日(日本時間5日未明)に、世界最高峰のレース、凱旋門賞が行われる。日本からの代表、ブエナビスタは残念ながら回避したが、今年も実にいいメンバーが揃った。デビューから連勝を「6」としたスタセリタ(仏国)や英国2冠馬シーザスターズが出走を表明したことで、一気に注目が集まっている。
今現在、英国のブックメーカーによれば1番人気はシーザススターズ。それに続くのが同馬に2度負けているフェイムアンドグローリーとなっているが、欧州の競馬関係者では距離が2400mなら逆転はあるのではないかと言われている。
他では今の2頭がやり合い、けん制すればチャンスがあるとされているのが前述したスタセリタとゲッタウェイ。ともに良血だ。日本馬は出走しないのが何とも寂しい限りだが、ぜひ競馬ラボの皆さんにはテレビで観戦して欲しい。
さて、日曜穴ズバッは中山9R・江戸川特別に出走する8枠16番メイクアダッシュ。ひと息入れたあと、札幌を叩かれ3着に敗れはしたものの、内容的には満足のいくデキ。先週のケイコでは終いが14秒2。
攻め駆けしないタイプとはいえ、さすがに物足りなさは残ったが、今週は一転して迫力がよみがえった動きを披露。キッチリ帳尻は合った印象だ。もともと1000万下で好勝負していた実力馬。ここならキッチリ巻き返し可能とみた。
相手は⑧エジソン、⑨ダノンエリモトップの2頭が本線。⑥エドノドリーム、⑪コロナグラフ、④アバレダイコまで押さえたい。
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。