専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
前走の時計が秀逸!ここはアノ馬が差し切る
2009/12/27(日)
競馬ラボ限定コンテンツ
パドック解説でお馴染みの相馬眼だけではなく、美浦の地獄耳という異名どおりに聞き屋としても有名な当人。築き上げた超人脈を駆使し、五感とツボを刺激する穴馬をズバッとお届けします。
平成21年12月27日(日)
前走の時計が秀逸!ここはアノ馬が差し切る
昨日に引き続き他のリーディング争いを見ていこう。2歳サイアー部門はキングカメハメハが1位。阪神JFのアパパネに続いて朝日杯FSもローズキングダムで制覇。2歳G1を牝馬、牡馬ともに勝つのだから凄い。来年も注目したい種牡馬だ。総合サイアーではマンハッタンカフェを2億7000万円差でダンスインザダーク、アグネスタキオンの2頭が追いかけている。有馬記念に出走するダンスインザダーク産駒であるスリーロールス、フォゲッタブルの2頭がワンツーを決めれば微妙だが、去年9位からの躍進したマンハッタンカフェの初制覇が濃厚と見る。さあ、いよいよ12月27日(日)は今年の中央競馬を締めくくる大事な日。「終わり良ければ・・」というよりも「終わりも良ければ言うことなし」の09年としたいものだ 。
それでは今年最後の日曜穴ズバッいってみようか!中山7R・4枠7番がミカエルビスティーが狙える!デビュー戦は、今回人気になるアリゼオの3着だったが、2戦目に一変。スタートで出遅れながら、上がり33秒7を繰り出し、メンバー中群を抜く鋭さ。1分47秒1の勝ち時計もレコードに0秒2差だから秀逸な内容だ。展開的にもペースが速くなりそうなメンバーだけに、鮮やかな直線一気が決まるとみた。
相手は、⑪アリゼオ、⑨ビーチランデブーの2頭が本線。①アーバンウィナー、⑤ヤングアットハート、⑬セイウンジャガーズが押さえ。
さて、1足お先に穴ズバッも年内最後となってしまいました。この1年間お付き合い頂きありがとうございます。来年もよりよい情報を競馬ラボの皆さんに提供していきますので、宜しくお願いします。
古川幸弘
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。