専門紙・勝馬の看板TMとして一時代を築き「美浦の地獄耳」という異名が付く程の聞き屋が
築き上げた人脈を駆使し、五感とツボを刺激する自信の一頭をズバッとお届けする。
東西重賞に2頭出しのアノ厩舎!?
2015/10/15(木)
どうも!美浦の古川です。
今朝のトレセンは一桁の気温9度となり、週毎に秋の深まりを感じる今日この頃だ。
さて最近、菊沢厩舎が管理する牝馬の活躍が目立つ。今秋最初のG1スプリンターズSではウキヨノカゼ(牝5歳)が9番人気ながら③着と大駆け。今週は3歳牝馬G1の秋華賞でディアマイダーリン、府中牝馬Sでパワースポット(牝7)と連日、重賞に出走してくる。前者はフローラSで1番人気に推され首差②着の実績で、後者も高齢馬ながら今年の重賞で3度の③着と衰えを知らない。2頭とも勝ちきるまでは難しいと思うが、馬券圏内に来ても不思議ではないと思っている。
▲今年のキーンランドSを制した菊沢厩舎のウキヨノカゼ
管理する菊沢隆徳師はジョッキー時代からよく知っており、現役の時も牝馬の方が得意だった印象がある。寡黙なところはあるが、取材をお願いすると、ニコニコしながら的確に答えてくれるタイプ。菊沢厩舎としては「ダイワ」の馬なども良い馬を多く預かっており、義理の兄である横山典弘騎手が騎乗する時は要注意。今週、東西の牝馬重賞に出走するこの2頭に是非ともご注目あれ!
G1週の恒例「メガ盛り新聞」では、古川幸弘の秋華賞予想を大公開。「穴ズバッ」読者は見逃し厳禁だ!
プロフィール
古川 幸弘 - Yukihiro Furukawa
昭和41年、競馬専門紙「勝馬」に入社。35年もの間、看板トラックマンとして名を馳せた。かねてから、ラジオ日本競馬実況中継で「オッズが落ちるパドック解説」を幾度となく演出。相馬眼は独創性に溢れており、現役トラックマンの追随を許さない。専門紙を引退した後もブレーンを広げており、美浦トレセンでは地獄耳とさえ謳われる。家族同然の付き合いをしている現役関係者は数知れず、内外ともに認める美浦競馬サークルの顔である。