調教ビフォーアフター馬
◎ビッグシーザー
(牡4 栗東・西園正厩舎)

今週水曜の栗東坂路で4ハロン50秒9の好時計を“馬なり”でマーク。比較として前走の淀短距離S1着時の最終追いが同じ良馬場で“一杯”に追われ4ハロン52秒5ですから、1秒6も速いタイムを出したことになります。

また前走時が関西圏での競馬だったのに対し、今回は関東までの長距離輸送となる中山のレースなのもポイント。最後まで持ったままの手応えだったとはいえ、馬体減りを臆することなく速い時計を出してきたのは注目に値します。

BEFORE （前走：淀短距離S1着）
当週 栗東坂路（良）
52.5 37.2 24.1 12.1 一杯
AFTER （今回：オーシャンSの中間調整）
当週 栗東坂路（良）
50.9 36.5 24.8 12.6 馬なり

オーシャンSはG1高松宮記念の前哨戦。また同馬は現時点だと確実に出られる保証がない立場とあって、是が非でも2着以内に入り賞金を加算すべく勝負仕上げを施された印象です。調教の動きは前走時を上回る気配で、重賞でも好走の期待が膨らみます！

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