調教ビフォーアフター馬
◎セッション
(牡4 栗東・斉藤崇厩舎)

この中間は4着に敗れたキャピタルSの結果を受けて攻めを強化。前走時と同じく3頭併せで行われた1週前追いは5ハロンの時計で2秒4ものタイム短縮。しかも当時は手応えが「強め」に対して、今回は「馬なり」だったのは要チェックでしょう。

また額面の時計だけでなく内容も秀逸。調教パートナー2頭を10馬身以上追走してゴール前では余裕の手応えで同入に持ち込むなど、意欲的な調整を施されています。

BEFORE (前走:キャピタルS4着)
1週前 栗東ウッド(良)
84.4 68.6 52.9 37.3 23.0 11.5 強め
AFTER (今回:京都金杯の中間調整)
1週前 栗東ウッド(良)
81.5 66.2 50.8 37.0 23.6 11.6 馬なり

4走前のアーリントンC2着時の1週前追いとの比較でも、今回と同じくウッドの3頭併せで5ハロン68秒2(馬なり)。重賞好走時と遜色ない動きを披露しているのは見逃せません。

アーリントンCで接戦を演じた勝ち馬オオバンブルマイは、次走でNHKマイルC3着。その後はオーストラリアのG1を制すなど活躍が目立つだけに、調教の動きから激走の期待が膨らみます!