調教ビフォーアフター馬
◎ドゥレイクパセージ
(牡3 美浦・堀厩舎)

1週前追いで出した5ハロン64秒7は、同日に美浦ウッドで追われた馬のなかでトップ3に入る好タイム。格上の調教パートナー2頭に胸を借りてレースで騎乗するキング騎手が乗りビッシリ追われ、前走時と比べて5ハロンの時計を2秒近く詰めてきたのは見逃せません。

これだけ動けば当初は正月3日間開催の自己条件に出走予定を変更。重賞に格上挑戦してきたのも納得。今週も美浦ウッドで5ハロン65秒5(強め)をマークするなど、2週続けて意欲的な調整を施されています。

BEFORE (前走:芙蓉S3着)
1週前 美浦ウッド(稍重)
82.5 66.3 51.8 37.8 23.7 11.7 一杯
AFTER (今回:京成杯の中間調整)
1週前 美浦ウッド(稍重)
81.3 64.7 49.8 36.1 23.6 11.9 一杯

ちなみに1番人気で3着に敗れた芙蓉Sの1週前追いでは、体重46.5キロの佐々木大騎手が騎乗。それに対して今回の1週前追いではJRA公式発表で体重51キロのR.キング騎手が乗っていました。

厳密に言えば当時と異なる状況とはいえ、同じ稍重馬場で乗り手の体重が5キロ弱も違いながらの好タイム。この中間は額面の時計だけでなく調教の気配も一変しており、前走の結果を度外視して狙う価値ありです!

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