- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
-
本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
-
本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土日の重賞ダブルで制覇!
【アイビスサマーダッシュ】実はスピードよりパワー
2016/7/30(土)
新潟11R アイビスサマーダッシュ(G3)(芝直1000m)
◎本命馬 |
---|
⑥プリンセスムーン 牝6、栗東・安田厩舎、北村友騎手 |
このレースは、とにかく牝馬が強いことで知られるが、さらに言えば馬体重460キロ以上の大柄な牝馬がベター。去年の覇者ベルカントは2年連続でサマー王者を狙うにはここで勝つことが近道となるのでメイチだろうが、直線競馬の能力では互角なのが、⑥プリンセスムーンだ。490キロ台の牝馬である。
父アドマイヤムーンからは3年前の勝ち馬ハクサンムーンも出ており、また直線競馬に不可欠のダート血統要素も十分に持っている配合だ。目下直線競馬連勝中だが、前走から間隔も空いていて、疲れも取れているはず。無類の鉄砲巧者でもある。
スタートにやや不安はあるが、差し脚は強靭で、ベルカントを目標に追いまくってどこまで肉薄するか。ねじ伏せるだけのパワーは有している。
$お宝馬 |
---|
⑪アットウィル |
お宝馬というほど人気がないわけではないが、それでも5番人気くらいに留まってくれることと、初の直線競馬ということでの未知の適性とを見込んでの推奨。
父が本命馬と同じアドマイヤムーン、そして母の父は以前直線競馬を席巻した時期のあるタイキシャトル。適性はとても高い。
相手上位は当然④ベルカント、⑬ネロ。以下押さえで③ローズミラクル、⑫アースソニック、⑤マイネルエテルネル。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。