「血統分析」に心血を注ぐこと数十年。東大卒の頭脳と豊富な経験によって完成した独自の理論から導いた自信の『本命馬』と、一発逆転の可能性を秘めた『お宝馬』を披露する。
直近の血統激走馬
- 4月27日 東京11R 青葉賞(G2)
-
本命馬◎ショウナンラプンタ(7人気) 2着
人気薄を自信の本命推奨!
- 4月21日 東京11R フローラS(G2)
-
本命馬◎アドマイヤベル(2人気) 1着
土日の重賞ダブルで制覇!
【スプリンターズS】日曜大一番は弟だけじゃない
2016/10/1(土)
日曜中山11R スプリンターズS(G1)(芝1200m)
◎$本命馬&お宝馬 |
---|
⑭ウリウリ (牝6、栗東・藤原英厩舎、戸崎騎手) |
もともと休み明けは動かないタイプで、前走セントウルSは度外視。それでも後方から上がり最速で伸びて、ビッグアーサーから0秒4まで詰めてきた。去年は僅差の5着で、捌き1つで連対まで見えていた伸び。その点で操縦し易い外目の枠はプラスだ。時計の出過ぎない芝も大きな味方で、前が速くなる今回なら、坂も克服可能。マカヒキの姉だし、この姉弟には、「急坂苦にする南米牝系」は当てはまらないだろう。
そもそも牝馬が優勢なG1で、この10年で6連対の好成績だ。ならばサマースプリントで仕事が終わっているベルカント、詰めの甘いレッツゴードンキ、G1未知数のソルヴェイグよりはこちら。本命兼お宝馬だ。
相手上位は、当然①ビッグアーサー。そして好枠の④ソルヴェイグ、⑤シュウジ、⑦スノードラゴン。あとはヒモで②ブランボヌール、⑫レッツゴードンキ、⑯ネロ、⑪ダンスディレクター。
プロフィール
水上 学 - Manabu Mizukami
1963年生まれ、東京大学卒業。 初めてレースを目にすることになった1971年の日本ダービーをキッカケに、競馬にノメリ込む。70年代後半から血統に興味を持ち、手製の血統表を作成。以後、試行錯誤を重ねつつ現在に至る。必然と偶然が折り重なる「血統」に魅了され、膨大なサンプルを解析。血統傾向を絶対評価と相対評価に体系化することで、より実践的な予想理論に昇華させている。多角的な観点から競馬を検証する鋭い分析力は、ファンのみならず関係者からも支持を受けており、現代競馬を語る上で欠くことのできない最重要人物である。ラジオ日本「競馬実況中継」メイン解説、雑誌「競馬の天才」など多媒体で活躍中。