水上学の血統トレジャーハンティング


★土曜中山11R セプテンバーS◎$本命馬&お宝馬 ウインフェニックス 8番人気 4着 完璧なレース運び、直線も好位から伸びてきて、これも上位評価したマルターズアポジーが逃げ切り濃厚の体勢だっただけに、ハマったかと思ったが…ゴール寸前に切れが鈍り、ルグランフリソンを差せなかった。あと一歩のところ、残念。


★日曜中山11R スプリンターズS(G1)◎$本命馬&お宝馬 ウリウリ 10番人気 13着 シンガリからの競馬となった時点でダメ。出遅れたわけでもないのにあの位置取りになったのはなぜなのか?内にこだわり過ぎて後ろから入れようとしたのかもしれないが、無理があった。枠なりに進んでくれていれば、悪くても掲示板はあったと思うのだが…。ちょっと納得いかないレースだった。


【今週のポイント】
いよいよ秋の東京開催がスタート。おなじみの毎日王冠が幕開けを告げる。ここで上位着順だった馬はもちろん、着外からも秋の天皇賞で馬券になる馬が近年増えてきており、一時出走馬の質が低下していたが、昔のように、極めて重要な前哨戦という位置を回復している。
差しが届かないわけではないが、開幕週らしく終始3番手以内で進んだ馬が必ず1頭は馬券になっていて、それも人気薄がカギだ。2010年2着エイシンアポロン、13年3着クラレント、14年2着サンレイレーザーが5番人気以下での好走馬となっている。

今年はマイネルミラノ、ウインフルブルームと、同じオーナーグループから2頭の逃げ馬が出走してきた。これをどう読むか。展開と馬場の見極めがとにかく難しくなりそうだ。
あとは近年不振の宝塚記念からの直行馬に、アンビシャス、ステファノスと2頭の人気馬がいること。脚質、ローテに血統面からの味付けを加えて、土曜夜公開のトレジャーハンティングで面白い穴馬を探したいところだ。


【次回の狙い馬】
土曜・阪神3R 11着 今回は芝1800m。芝も向かなければ距離も長すぎる。初戦も芝だったが、血統からは明らかにダート短距離指向のはず。 次走、京都ダート1400mなら一変あっていい。

土曜・阪神5R 7着 新馬戦。仕上げも緩めに作ってあって、叩いてからという感じだったし、2000mの距離も長かった。 京都で力入るタガノ馬だけに、次走で距離短縮してきて京都出走なら変わり身十分。ベストは内回り1400mか1600mだろう。