重賞スーパーお宝馬券!

大混戦なら能力より適性

2009/10/4

中山11R スプリンターズS(GⅠ) 芝1200m】
注目馬  ⑥グランプリエンゼル(牝3、栗東・矢作厩舎、熊沢騎手)

とにかく混戦だ。個人的にはスリープレスナイトが無事に出走していたとしても混戦だったとみていた。それだけに、一筋縄で収まるとは思えない。
となれば、他の馬よりもメリットのある馬を探したい。その結果、お宝馬には⑥グランプリエンゼルを指名する。

まず斤量。53キロはやはり大きい。近2走の対古馬重賞は51キロの軽斤量だったが、ただ55キロのNHKマイルCで、ご存知のようにハイラップを踏んで粘り込んでおり、53キロが響くとは思えない。

何より後押しするのは血統である。まずこのコースはダート血統がとにかく走る。スプリンターズSでもダート実績馬が好走しているのはご存知の通り。その点でも、アグネスデジタル産駒で、かつダートでの勝ち鞍もあるのは適性あり。

そして今開催の中山芝千二では、アグネスデジタルの属するミスプロ系と、サンデー系の好走が目立つ。先週はアグネスデジタル産駒の連対もあった。また母父サンデーサイレンスが5連対もしている。まさに「アグネスデジタル×サンデーサイレンス」という配合のこの馬には最適の現状である。道悪実績もある。前につけて脚を使える馬でもあり、不利を受ける心配が少ない。

心配点は、馬体重の大きな馬の連対が多いレースであり、軽い体重の馬は苦戦する傾向があること。牝馬でもあり、もちろん全幅の信頼とはいかないが、血統からは軸として推せる馬だ。

ダブル本命として推したいのは⑭サンダルフォン。父が当該コースのエキスパート種牡馬であるサクラバクシンオー、母の父がミスプロ系。巨漢馬でもある。中団より前につけるかどうかは分からないが、もしそういう競馬をしたら差し切りまである。

その他では⑨ビービーガルダン、④キンシャサノキセキ、②アルティマトゥーレ、⑤マルカフェニックス、⑦シーニックブラスト、⑮アーバニティ、⑯アポロドルチェ