障害3戦目でチャンス!セクシイスイート

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障害転向後、5着→3着と安定した走りを見せているセクシイスイート(牝4、美浦・谷原厩舎)について、高野和馬騎手に話を聞いた。

これまで調教で騎乗することはあったが、今回初めて実戦でコンビを組む。
「今週水曜日の追い切りで、障害試験のとき以来に乗せてもらいましたが、実戦を経験して馬がしっかりしましたね。以前は全体的に緩さが残っていましたが、トモもしっかりしてきて、飛越がスムーズになっていました。馬の調子も良く、障害を使うようになってから一番良い状態かもしれません」と成長を感じている。

「初障害のときよりも2戦目の方が落ち着いていましたし、そのぶん粘れていましたね。初障害のときに道悪を苦にしていなかったし、前残りになりやすくなるので、道悪は歓迎ですよ。今回、東京の長い直線は気になりますが、自分のリズムを守って行ければ、最後も頑張ってくれると思います」と期待を寄せる。

また同レースでは、初の障害レース出走となるホクトスルタン(牡8、美浦・田中剛厩舎)にも注目したい。

山本康志騎手は「乗り難しいところがあると聞いていましたが、攻め馬で乗せてもらった感じでは乗りやすいですよ。障害試験も、時計自体は速くはありませんでしたが思い通りに乗れましたし、問題はありません。飛越も無難にこなしてくれますし、あとは実戦に行ってどうかですね。
平地の近走では、最初にバーッと行って最後止めてしまう感じだったようですが、障害でその内容では厳しいですから、今回上手に走れれば先が更に楽しみになります。能力があるのでアッサリ勝ってもおかしくないと思いますし、障害初戦でも期待をもって乗れます」と手応えを語る。

障害転向初戦から一発があっても不思議はない。